« 茶園作業 | トップページ | 食べ物の恨み »

2006年3月 9日 (木)

鯵のムニエルとモヤシの味噌汁

 昭和43年頃の学生時代、大阪府豊中市岡町のアパートで自炊生活をしていた。丁度、、最近の映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のような情景である。

 松山出身のクラスメートの親友のOさん、下宿のおばあさんが毎夕、毎夕、新興宗教を押し付けるのに嫌気をさし、遂に喧嘩してナベショーの6畳のアパートに同居することとなった。

 引越しは7月のカンカン照りの猛暑の日であった。Oさんと歩いて大学へ行き、リヤカーを借りて、坂を降り、蛍池のOさんの下宿から荷物を積んで、岡町のナベショーのアパートに運んだ。二往復して荷物を運び終えて、リヤカーを大学に返し終えた時には、もう夕方で、疲れ果てて足は棒のようになった。

 我がアパートでの最初の夕食、近くの市場の魚屋で少し大きめの新しい鯵を二匹買ってきた。塩コショウして、カレー粉を少し混ぜた小麦粉をまぶして、フライパンにバターを融かして、こんがりと焼いてムニエルにした。ちょっと醤油をかけて食べても良い。

 また、玉ねぎ、人参、ジャガイモやサツマイモ、油揚げの入った実沢山の味噌汁、最後に生のモヤシを一つまみと刻みネギを加えて出来上がり。さくさくしたもやしの心地よい歯ざわりが美味しい。

 IMG_3246syukusyou IMG_3248syukusyou Oさんは、今までこんなに美味しい食事を食べたのは何年ぶりだろうかと、感激して喜んでくれた。まあ、疲れていたから、何でも美味しかったのであろう。

 ナベショーの結婚式でのOさんのスピーチ、このとき食べた鯵のムニエルとモヤシ入りの実沢山の味噌汁の美味しさがいまだに忘れられない、料理は上手なので花嫁さんはご安心を、、、という内容であった。

 十数年後、彼の家に泊めていただいたことがある。彼は奥さんにモヤシの味噌汁の思い出を語った。

 今もなお、鯵のムニエルを作る時はモヤシの味噌汁、Oさんとの忘れえぬ思い出の夕食メニューである。今日はほどよい値段で鯵が売っていたので、ムニエルを作った。ちょっとばたばたしながら焼いたので、汚くなってしまい、尾っぽが千切れてしまった。ブログに載せる写真にしてはお粗末ですが、味のほうは昔も今も同じですよ。

 部屋なかのクンシランが咲き始めた。庭の雪柳、スモモも咲き始めて日一日と春である。

IMG_3264syukusyou IMG_3258syukusyou IMG_3256syukusyou 画像をクリックして拡大して御覧ください。

|

« 茶園作業 | トップページ | 食べ物の恨み »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/164046/9024972

この記事へのトラックバック一覧です: 鯵のムニエルとモヤシの味噌汁:

« 茶園作業 | トップページ | 食べ物の恨み »