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2006年3月 2日 (木)

写真との出会い

 16年前、東京本社での3年間の単身赴任生活中の飲み食いと運動不足がたたって、医者から「こんな状態を続けると、十年以内に成人病で必ず死にます」と引導を渡された。

 広島県大竹市への転勤、更なる単身赴任を機に、毎朝ウオーキングを始めるとともに、週末は広島県や山口県の芸北中国山地や瀬戸内海の半島、島々をひたすら歩いた。一日に40kmは歩いたであろう。

 道々の、山の木々や野の草花、なんと美しいのであろうか!! 自然の美しさに感動と発見の連続であった。

 何とかその感動を記録に残したいとの思いから、大阪出張の機にヨドバシカメラで「キャノン イオス キッス」、当時、世界最小で軽量の一眼レフカメラとして発売されたばかりのを手に入れた。

 花を撮りたいのなら交換レンズは「マクロ 100」、「このマクロレンズのみを3年間使いこなしなさい」との店員さんの助言があった。

 3年間、忠実にマクロレンズのみでリバーサルフィルムを使って撮りまくった。光の使い方、バック処理、フレーミングなど写真の基本をなんとなく身体で学んだように思う。

 地元、広島県大竹の町の写真屋の主人は決して誉めなかった。「背景に電線が写ってるよ」、、なんていつも何か一つケチをつけた。3年くらい経って、ある時「ナベショーさん、こんなのがあるよ」と富士写真ネイチャーコンテストの案内パンフレットを黙って差し出された。おだてられて応募したがもちろん選外であった。

 また、写し終わったフィルムを川の中に落としたことがあった。その話をしたら「プロは川を流れていく一本のフィルムを拾うために、数十万円するカメラが濡れて駄目になる危険を犯して川の中に飛び込み、フィルムを回収しようとする。カメラは再びお金で買えるがフィルムに写った一瞬のシャッターチャンスの写真は二度と帰らないからだ。これがアマチュアとプロの違いです。」、、、、なるほど。

 この写真屋の主人は若い時、東京の学校で写真を学び、プロを目指した。しかしプロとして年収600万円ではアパートの家賃払って家族を養っていくことが出来ず、止む無く嫁さんの実家へ帰って写真店を開いた。嫁さんに店番させて、時々撮影に出かける。

 2年前、「キャノン イオス キッス デジタル」の108、000円安売りの広告を見てとうとうデジカメを買った。今まで使っていた交換レンズ「マクロ100」「28ー200中望遠ズーム」「18-55広角ズーム」「100-300望遠ズーム」すべてがデジカメに使用可能であった。

 フィルムの枚数を心配せずにバチバチ撮れて、どんどん消去できて、パソコンで処理できるのだから便利である。しかし、やはり画像の色、色彩、鮮やかさは、従来の銀塩のリバーサルフィルムの富士クロームベルビアにかなわない。 

 カメラ談義はこの辺にして、庭に咲いてた赤い木瓜、クロッカス、土佐ミズキ、ヒイラギナンテンを撮った。 春に咲く自然の花って黄色が多いように思う。何故だろうか?

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先日、親しいお茶問屋さんから昨秋の落鮎の冷凍したのをいただいた。大きく成長し、卵をいっぱいはらんで産卵の為に海に下る落鮎は美しくピンクに発色している。

 注意深く流水で解凍し、塩焼きにしていただいた。鮎の独特の芳香、脂肪がのっていて、卵がいっぱいにはらんでいた。 美味しかった。IMG_3135syukusyou

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コメント

ナベショ-さんの写真が半端じゃない訳、そうか!!。誰でも写せる自動調整しか使えない私・・・めげずに頑張りますが・・・ナベショ-さんの背中、遠いなぁ。子持ち鮎大好き、今の季節は甘露煮しか無いと思ってました。稚鮎の天ぷら、おいしいですよねぇ。まだ3カ月先です・・・あァ

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年3月 3日 (金) 16時00分

鮎を獲る上手な人はたくさんとって冷凍保存してられるようです。わたしも、まさかこの時期に美味しい鮎の塩焼きが食べられるとは思いませんでした。
写真、、、これからはいい加減な写真は載せられなくなったなあ~

投稿: ナベショー | 2006年3月 3日 (金) 22時27分

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