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2006年3月 5日 (日)

チャーシューラーメン

 平成1年から3年間、東京本社勤務のため、会社が契約した京浜東北線東神奈川駅近くの単身赴任専用マンションに住んだ。

 それまで単身赴任といえば札幌や博多が有名であったが、地方から東京への逆単身赴任がこの頃からボツボツ出てきたのである。 ワンルームマンションだったが、食堂、サウナ、浴場、スポーツ設備など揃ったいたせり尽くせりである。

 夜11時から朝6時まではベランダの戸はロックされて開かない。無理にあけようとするとアラームが管理人室で鳴った。部屋の壁にはどこにも紐を吊り下げるところが無かった。自殺防止への配慮であった。

家族が宿泊する時のためのゲストルームもあった。

横浜博覧会の時は、子供達が入れ替わり立ち代り週末にやって来きた。

夏とクリスマスには懇親パーテイーも催された。

 ある夏、屋上でのビアパーテイー、横浜港の花火大会を見ながら、、という趣向であった。

 花火が始まったとたんものすごい豪華な火柱と大きな花火が轟音と共に一斉に上がっって、昼のように明るくなった。

 さすが横浜の花火、、と感心してたら、花火を仕掛けたはしけの上で、全部の花火に火がついて、暴発する事故で死人まで出たことを後で知った。

 朝、夕の質量とも豊富な食事のため、すっかり太ってしまった。そのためダイエットのために外食することが多かった。

東神奈川駅前の屋台の中華そばを食べるのが病みつきになった。

 厚さ3~5mm手のひらのような大きいチャーシューが真ん中にドンと座り、その周りをシナ竹とワカメ、キムチでぎっしり固めた豪華な中華ソバがなんと400円であった。

 その屋台のオヤジは背が高く、痩せていて、眼光の鋭い、短く刈り込んだ白髪の老人であった。

 ソバをろくろく食べずに缶ビールを注文する客には、「ここは飲み屋じゃねえ、食わねえなら帰ってくれ」と啖呵を切って追い出した。

 よく食べに寄った僕は、お得意さん、特に大きいチャーシューを乗せてくれた。いまだに、この中華ソバ以上の豪華で美味しいのに出会ったことが無い。

 広島転勤後、数年たってから横浜へ出張した時に、懐かしくて東神奈川駅に行ったけれど、その屋台はもう無かった。

 今日、長男家族が来て我が家でお昼を食べた。先日作った豚バラ肉ブロック燻製をザック、ザックと厚切りにし、シナ竹とモヤシ、ネギを添えたチャーシューラーメンである。

 かっての東神奈川の中華ソバ、、、懐かしい。

syukusyou

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コメント

こんばんは。

僕が中国で3年間お世話になった単身赴任寮も部屋の壁にはどこにも紐を吊り下げるところがありませんでした。そういう配慮の設計だったのですね。

単身赴任地に家族が遊びに来て宿泊できる事は、いいことですね。

投稿: ぞう | 2006年3月 6日 (月) 00時00分

横浜博覧会とは、平成元年夏の『みなと未来21』地区を中心に開催された博覧会のことですか?。そうだとすると、取材でも行きましたし、プライべートで夫と横浜グランドに泊まりながら、隅々まで観ました。最近は凝った「こだわりラーメン」が流行で、値段ばかりが「エッ!これがラ-メンの値?」とビックリ。美味しい焼豚とメンマ・葱たっぷりがいいです。ナベショーさんの、美味しそうじゃないですか!!!

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年3月 6日 (月) 08時08分

ぞうさん  博多と札幌の単身赴任専用マンションを研究して設計したマンションだったそうです。やはり、時々自殺者がでたのでしょうね。当時、首都圏では珍しく、家族が訪問し、一緒に食事する場面をTVが時々取材、撮影していました。

投稿: ナベショー | 2006年3月 6日 (月) 09時35分

ばら色さまも見られたのですね。
H元年夏の「みなと未来21」の博覧会です。
小学生から高校生、4人の子供達は土曜日の午後にそれぞれやってきて、中華街で中華料理食べて、マンションに泊まり、翌日に博覧会を見て、お土産もって静岡へ帰る、、おかげで案内するナベショーはほとんどのパビリオンを見てしまいました。

投稿: ナベショー | 2006年3月 6日 (月) 09時43分

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