« 春の車窓 | トップページ | ミヤマキリシマツツジと母の思い出 »

2006年4月19日 (水)

姫路城と姫路の町

Img_4348syukusyou_1 姫路城

 桜の季節の姫路城を、まだ見てなかったので、朝の9時過ぎに城に向かった。

 桜は少し散り始めたかな、、、?というところ、広い公園の中はたくさんの桜が満開であった。桜の花の向こうには美しい白鷺城といわれる世界遺産の姫路城が美しい姿をみせる。

 姫路駅からの大通りからのお城は真正面なので、写真としては面白くない。やはり若干左側から眺めるこのアングルがもっとも美しいようである。

 ウイークデイの朝の9時過ぎ、観光客のほとんどは外国の団体のお客さん、外国の若いカップル、あるいはシニアーのご夫婦である。

 お城の中は数年前に見学したが、すべてが木造建築であり、ヨーロッパの豪華な宮殿、古城、寺院と比べて少しも見劣りしない立派なものである。

 しかし、いつもこの素晴らしい姫路城を見ての帰りに、ほんとに残念でがっかりしてしまう。姫路の駅までの大通り周辺の商店街である。このお城の素晴らしさに比較して、このお粗末でみすぼらしい町並はかわいそうを通り越して情けないほどの惨めな思いになる。Img_4364syukusyou Img_4368syukusyou

 まだ10時過ぎなので、シャッターの下りた店が多く、人通りも少ないが、この屋根つきの薄暗いアーケード街、、20~30年前の商店街の姿、そのものである。

 映画「三丁目の夕日」のごとく、後数十年経れば、昔懐かしいアーケード商店街、あるいは中仙道の宿場町のように有名になるかも知れないが、、、。

 ウイークデイーの夕方でも、6時を過ぎるとどんどん店のシャッターが下りて、人通りは閑散としてしまう。近辺の同じようなアーケード街はもっと悲惨である。土曜、日曜でも人通りは少なくて半分くらいの店のシャッターが下りたままなのである。

 この十数年間、真剣に町づくりに取り組んだのであろうか?他府県、海外の町を研究したのであろうか? 危機感を抱かれている姫路商工会議所の方達には、静岡駅前の街並を一度見学されたらと良くアドバイスをしたけど、、、。

 神輿や祭りイベントで町興しを始めているけど、この町並では、もう手遅れ、観光客のほとんどがナベショーと同じ思いをして姫路を後にされて帰って行かれるのではなかろうか?

 姫路からバスで20分いくと書写山がある。麓からリフトで上ると、有名な円教寺がある。

 いや、全国的に有名になったのは、トムクルーズと渡邊 謙主演のハリウッド映画「ラストサムライ」やNHK大河ドラマ「武蔵」のロケが行われ以来である。これほどの美しく調和の取れたお寺とその建物は京都や奈良の有名寺院など、足元にも及ばないであろう。

 ところが、麓に下りてきて、足も疲れて食事かお茶を、、とレストランやカフェーを探してもない。

 いや無いことは無いのだが、色あせた蝋細工の料理見本の「親子どんぶり」「きつねうどん」「カレーライス」、、、を見れば、とても美しいご婦人を伴って入る勇気は失せる。

 バスに乗って姫路に戻って、、、結局、疲れた身体を引きずりながらお腹を空かせて明石か神戸まで出て食事しようという羽目になる。

 一年間単身赴任した工場を10ヶ月ぶりに訪問した。中国山東省からの6人の研修生の初めての受け入れが最後の仕事であった。彼女達は、一年間頑張って日本語も上手になり、日本語検定3級試験も技能試験も全員合格して実習生となっていた。この4月に新たにやってきた研修生達と共に昼休みに全員集まってくれた。

 握手、ハグ、握手、ハグ、握手、ハグ、、、、、、一生懸命、ニコニコ元気ににぎやかなおしゃべり、でも直ぐに顔がゆがんで涙でクチャクチャ、、 

 それぞれが暖かい心のこもったお土産を用意して手紙を添えてプレゼントしてくれた。手作りのまだ暖かいたくさんの焼き餃子、干し林檎を焼いたお菓子、山東省のピーナッツ、乾燥海苔、赤いクコの実、キャンデー、お酒、、、、

 今年の新研修生の消防訓練では、地元消防署の計らいで全員を高所消防車の30m以上の高さの伸びる梯子の上に乗せてくれた。消防署員たちは、一生懸命彼女達のために楽しい訓練を企画してくれたという。

 午後には消防署主催の地区防火協会の総会、ナベショーは前製造所長として防災活動の功労者としての感謝状をいただいた。協会の会長はナベショーの親会社の工場長で、同期入社の友人である。

 退職して静岡に引っ込んだナベショーが、姫路に来れて懐かしい人達に会える機会を作ってくれたのであろう。粋な計らいで、ほんとにありがたいことである。

 パーテイーの席で、中国研修生の防火訓練をやってくれた消防署の方々に世話になったお礼を言った。

 彼は「中国と日本は小泉の馬鹿のおかげでギクシャクしてしまっている。しかし、せめて日本に来た中国の若い研修生達にささやかだけど精一杯に防火訓練を消防署挙げてやってあげることで、彼女達に日本人の親切や誠意が伝わってくれたらとの思いでした。教えたことは 只一言 火事だ逃げろ!です。 火災で死んだり、怪我することは絶対あってはいけませんから、、」と言う。

 訓練は近隣の企業への新研修生達全員、高所消防車の長い梯子を30数mの高さまで、二人ずつ乗せて17回も上げたり下ろしたりで時間オーバーの大サービスだったそうである。

 工場を巡回し、懐かしい現場の仲間達とも全員声を交わしたし、中国の娘さん達との再会、親会社の仲間達とも会えたし、楽しい旅であった。

 さすがに、この日は静岡停車の新幹線ひかりに乗り、餃子やピーナッツをつまんで、お酒をちびちび飲みながら自宅には夜の11時半に着いた。

 汽車の中では、映画「亡国のイージス艦」を観そこなったので、本(上、下)を買って、上巻のほぼ半分を読んだ。

 

 

|

« 春の車窓 | トップページ | ミヤマキリシマツツジと母の思い出 »

コメント

姫路の桜は関東より遅いのでしょうか?、それとも八重桜?。
書写山の麓の鄙びた?食堂に、美しき女性同伴?・・・アレッ、奥様はいらっしゃらなかったのでは?。
姫路の町では『杵屋』と言う和菓子屋に行ったことがあります。羊羹を求肥で巻いた“砧”と言う菓子を土産に買った記憶があります。

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年4月20日 (木) 14時48分

ソメイヨシノ、、、西の方の桜は関東よりかなり遅いようです。今、満開から少し散り始めた頃です。
18年間の単身赴任生活、、、楽しい思い出がいっぱいでした。

投稿: ナベショー | 2006年4月20日 (木) 21時41分

ナベショーさん、こんばんは。
世界遺産の姫路城、美しいですね。桜も満開でとても素敵です。関西にいたころ第二神明道路を通って行った覚えがあります。ここを通って山陽道に入り瀬戸大橋を渡った事もあります。山陽道も確か姫路東までしか出来てなかったと思いますが、開通したのかな?いずれにせよ、駅前商店街のこと心配です。

投稿: イーサン | 2006年4月21日 (金) 00時05分

おはようございます。

1年ほど前に久しぶりに姫路に行ったのですが、駅前の商店街もお城に近づくにつれて寂しくなっていきました。

滋賀、愛知も駅前が寂しい町が増えてきています。

静岡は、いつも新幹線で通過するばかりで、久しく行っていないので今度行ってみようと思います。
小学校の修学旅行は御前崎・静岡・清水でした。

投稿: ぞう | 2006年4月21日 (金) 06時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/164046/9680211

この記事へのトラックバック一覧です: 姫路城と姫路の町:

« 春の車窓 | トップページ | ミヤマキリシマツツジと母の思い出 »