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2006年4月13日 (木)

野の花

Img_4151syukusyou ノケシ(野けし)とカラスノエンドウ(烏野えんどう)

 ノケシはヨーロッパから世界中に広がった植物で、日本には古い時代に中国を経由して入ってきたと考えられている。有史以前に日本に入ってきた植物を史前帰化植物という。葉がケシに似ているが、タンポポと同じキク科の植物である。

 カラスノエンドウは、豆が食べられ、野に生えることから野エンドウ、身の入ったさやは熟すると黒くなるので烏である。いたるところに生えて繁殖力旺盛である。種がはじけて飛び散る前に引いてしまわないと、庭も畑も芝生も翌春には、カラスノエンドウで占領されてしまう。

 あまり歓迎すべき野花ではないが、小さな紫色の花は何と可愛くて愛らしいことでしょう。 しばしば行き来するばら色婆アバ様のブログに、先日紹介されていた花、東京のど真ん中にも生えているようである。

 ナベショーが道端や野原、山道などに咲いている四季折々の野花や花木に関心を持つようになったのは15年前からである。Img_4149syukusyou

 18年前の東京本社での単身赴任時代に、食べすぎ、飲みすぎによる太り過ぎ、遂にある朝にみぞおちの奥が刺すように痛くて、汗びっしょり、ベットから起き上がれなくなった。

虎ノ門病院で診察を受けたが原因は良くわからなかった。

 しかし、そのときに、医者からは、こんな生活を続けていると10年以内に間違いなく死ぬよと脅かされた。

 その時以来、出来る限り歩くことをはじめた。広島へ転勤した頃より、毎朝6時から約1時間社宅の裏の山道を歩き、週末は土、日続けて山口、広島の中国山地、芸北高原の山道、峠、あるいは瀬戸内海の島、半島をひたすら歩いた。

 最初の2年間は足の裏の豆との戦いであったが、遂には早朝から夕方まで1日50Km以上歩いてもまったく大丈夫な筋肉の塊のような腿、黄金の脚となった。

 その時、今まで車で走っていた時には、まったく気がつかなかった野の草花が目に留まるようになった。今までは視界の中に入っていても見ていなかったのである。

 野草の図鑑をいつも持ち歩いて野花の名前を調べた。その美しくも可愛い野花の写真を撮って記録に残したくなり、キャノンの一眼レフカメラと100ミリマクロレンズを購入したのである。マクロレンズのアップで見る野の小さな花、、、なんという美しさ、可愛さであろうか! 

 野の花について、よく知られている有名な聖書のイエスの言葉を思い出す。

「何故、着物のことで思い煩うのか。野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、あなた方に言うが栄華を極めた時のソロモンでさえ、この花の一つほどさえも着飾ってはいなかった。今日生えて、明日は炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなた方にはそれ以上良くしてくださらないはずがあろうか。 マタイ5:28~30」

 ナベショーにとって野山や高山を歩くことは、身体の健康のため以上に大きな意味を持つ。車で走ることでは決して見ることが出来ない可愛くて美しい野の花、自然の四季の移り変わり、自然の美しさや神秘さを気づかせてくれたのである。

 このことは、今まで会社での様々な思い煩いや忍耐、心配ごと、対人関係で傷ついて鬱状態に陥った私の心をどれほど癒し、支えてくれたことだろうか。

 美味しいものを料理して食べること、自然の美しい野花を見て親しむこと、これらはナベショーにとって生きていくうえでの大切なことなのである。

 今夕は昨日の昼食に食べたタバラ蟹味噌汁があまりにも美味しかったので、今晩も妻にリクエストした。 Img_4163syukusyou Syukusyou Img_4165syukusyou Img_4166syukusyou

 タバラ蟹、筍、新じゃがいも、とネギたっぷりの白味噌汁、こんな美味しい汁はなかなか外では食べられない。

 他には烏賊とぶりのダイコン煮、茹白菜にネギと鰹節、小蕪の糠漬けである。 

 糠漬けは、糠床を朝夕かき混ぜて空気を入れてやらないと、嫌気性菌が増殖して異常発酵による硫黄のようなオエッとする腐った嫌な臭いが出てくる。こうなると捨てざるを得なくなる。

 単身赴任の時も、マンションで毎日糠漬けを作っていたが、週末に自宅へ帰る時は冷蔵庫の中に入れ忘れると臭くなった。

 良く世話された糠床は、酸素存在下で乳酸菌など多くの有益なバクテリアが増殖し、美味しい成分を発酵によって作り出して旨い漬物を提供してくれる。

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コメント

毎日、普通の主婦以上のことをやっていらしゃるとお見受けしました。頭も体もさびつかせないように、絶えざる努力が必要だと思いますが、ナベシヨーさまは100点満点だと思いますよ。イエス様の言葉とってもいいですね。

投稿: なぎさ | 2006年4月14日 (金) 12時37分

野ケシって、西洋タンポポとは違うのですか?。
私も鬱から抜ける頃から装飾品もブランド品も欲しいとは思わなくなりました。心に優しい物に触れ、質のいい物を必要なだけ手に入れる・・・夫が「食べる物も必要量だけにして、私を虐待しないようにしようね」と、昨日のナベショー様の支援が“鬼に金棒”です。

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年4月14日 (金) 12時57分

なぎさ様
主婦以上のこと、、、妻からは「定年になって10ヶ月経つのに、まだゴミの日が覚えられないの!!!」と叱られています。

ばら色婆ァバ様
野ケシはたんぽぽの種類ですが、西洋たんぽぽとは異なるようですね。

投稿: ナベショー | 2006年4月14日 (金) 22時04分

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