一番忙しい季節
いろんな種類のギボウシが咲いている。花期が長く、一本の茎に次々と咲いていく。
山の渓谷、山の日陰、家の庭、お寺の庭園、公園、、、いたるところで咲いているわりには目立たない花である。
種類によって葉に特徴があり、丸いの、細いの、白い斑入り、ぼこぼこ模様のなど変化があって楽しい。
今朝は7時過ぎからお茶工場でギャバロン茶の製造をおこなった。
前日に採取した生葉を袋に入れて窒素ガスを充填して密封すると、茶葉の中で、ガンマーアミノ酸が生成する。その葉を製茶したのは、高血圧に効くと言われている。
工場のメンバー総出で、昼までかかって100Kgの葉を三回に分けて蒸して製茶した。
九州地方は梅雨の大雨というが、よく照った暑い日であった。
今日の仕事は午前で終わり、シャワー浴びてゆっくり、林檎の実に袋かけたり、夕方病院へ義母の様子を見に行ったりで終わった。
何するとも無く、ブラブラが良いね。
でも、定年退職後は、晴耕雨読、田舎でのんびり農業して、、、って意外にプレッシャーがかかるものである。
ジャガイモの収穫した後は、何を植えるか、そのために石灰蒔いて、豚堆肥を入れ込んで耕して、、と思っても、雨が降ると作業がはかどらない。
数日畑へ行かないと、草ぼうぼうになっているし、大きく成長しすぎたキュウリが幾本もぶら下がっている。
お茶畑も一番茶の後に、雨のために消毒できないままだったら、二番茶が病気で散々になっていた、、、、、これにはいささか落ち込んで、その後遺症からなおも立ち上がれない。
モタモタしてるうちに、庭の梅、杏子、スモモ、、次々と実って、ジュースやジャム作りでてんてこ舞い、、、、朝起きたら、庭や道に、たくさんの熟れたスモモが落ちている。
しかし、蜜蜂は休むことなくよく働くもんだよ。 今日も、箱の巣門の前にたくさんの働き蜂がぎっしりと集まり、羽を動かしている。
箱の中が暑くなると、羽を動かして外気を箱の中に入れて温度調節をしていると教わったが、これがそうであろうか?
ヤマモモが随分と色づいてきた。 木の枝にたわわに生っている。もう二、三日もすれば、毎朝、芝生の上に熟れた真っ赤な実がたくさん落ちるようになる。
知人に拾いに来てくださいって電話したり、ポリ袋に入れて玄関の前に並べたり(お好きな方、どうぞ食べてくださいって)、ジャムやヤマモモ酒、砂糖ジュース、甘露煮、、腐らせてしまうのはもったいないからね~
クコの実、きくらげ、長芋、キュウリ、豚のひき肉を炒めて、塩、ラー油、紹興酒で味付け、、、、、、妻の料理
モンタ! って呼んでも知らん顔、、でも、申し訳程度に尾っぽを動かし、耳をパタパタ動かす。
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コメント
夫の兄も役所を定年後、一時は頼まれ役員などしていたのですが、65歳から専業農家(?)になりました。
それから10年、珍しい野菜などに挑戦して失敗も楽しんでいるようです。
「たくさん年金が出ているのだから、道楽農業なのでしょう」と、夫は言っていますが、義兄だって失敗は、笑っちゃうより乗り越えようがないのかも・・・と、私は思っているの。
投稿: ばら色婆ァバ | 2006年6月29日 (木) 07時46分
そうですよね。
生活がかかってるわけでなし、、、
道楽でやってるんだし、、、
頑張らなくてもいいんだし、、
投稿: ナベショー | 2006年6月29日 (木) 22時08分
”道楽農業”贅沢な響きですね~(^-^)。でも、ナベショー様の農業奮闘を拝見していると、こちらまで楽しい気持ちになってきますので、どうぞ道楽がんばってくださいませ。
ヤマモモ、楽しみです。ナベショー様のご近所の方は幸せですね~。
投稿: riezon | 2006年6月30日 (金) 21時31分
riezon様
明日には、ヤマモモは採ってジャムを作ろうかと思っています。
投稿: ナベショー | 2006年6月30日 (金) 23時36分