城陽 100景
ムクゲも夏の花ですね。
韓国の国花 国旗に意匠化されているとか、、
ハイビスカスやフヨウ、トロロアオイの花と良く似てアオイ科の花です。
そうそう、ネバネバの野菜 オクラ も同じ、、薄黄緑の美しい花は十分に観賞に耐える。
残念ながら、これらアオイ科の花は一日で咲き終わってしまう。
しかし、次々と、新しい花がず~と毎朝咲き続けてくれる。
この夏、はじめての青春18キップの旅、、、
妻の反対を押し切って出発、、駅までの車の中、口利いてもらえなかった、、、
西焼津6:53→豊橋8:31 8:35→米原10:36 10:53→京都11:43着
新快速への連絡、始発なので混んでいるとはいえ、楽に座れて足も投げ出せる、、
名古屋を過ぎて岐阜、大垣付近から見える鈴鹿山脈の山並み、、
青春18キップで関西線、紀勢線の旅もいいなあ~
鈴鹿山脈の登山、伊勢方面、紀伊半島一周、熊野古道、関が原古戦場、伊吹山、、、、、
青春18キップ 当時の国鉄 誰の発想か?
ネーミングが素晴らしい。
もっとも利用者の4割は中高年者らしいが、、、
一日乗り降り途中下車自由で11500円/日
スローライフを楽しむ、素晴らしいツールである。
旅行社ではなく、自分で時刻表を見ながら旅の計画を作る楽しさ
急行、特急、新幹線以外という制約の中で、あれこれ旅程 コース、列車の組み合わせ、、、
年金生活者にとって、青春18キップ以外の旅行はとても手が出ないだけに、
この冬、春、夏の青春18キップと10月の鉄道の日全線乗り放題キップは有難い。
85歳になった従兄の絵の個展 京都府城陽市の「城陽文化パルク」
地元の新聞に大きく写真入で紹介され、新聞の切り抜きを持った絵の好きな方たちが見に来ていた。
28日は初日だったが、29.30日は土、日なので、多くの人が来られることだろう。
保育士の可愛いお孫さんが受付のお世話をされていた。
キャンバスに書かれた 挨拶文 を引用させていただく。
「暑いさ中をご来場賜りまことに有難く深謝申し上げます。
‘わたしの城陽100景PART 1‘「ふるさと城陽あちらこちら50景」展から早10年が過ぎ漸く「再びふるさと城陽あちらこちら50景」をPART 2として発表する運びとなりました。かえりみますと100景完成の可能性には高齢故の危惧がありましたが、幸い健康に恵まれ50景を無事描き終えることができました。私にとってまさにこの50景はラストライフワークであり、自分なりの良くやったと、思いひとしおであります。さて作品展示は前回と同様油彩、クレパス、水彩の構成で色材ごとに四季の移りに沿って配列しました。水彩画が僅少で物足りないと存じますがご容赦ください。また製作に当たってあちこちとモチーフを求めて逍遥する時、かって筆にしたモチーフは様変わりして当初の面影なく、この25年間の時の移ろいをいたく実感、急ぎ描きあげなくてはとあせりを強く覚えたことも多々ありました。四季の風物の豊かな城陽にはまだまだ絵になるモチーフが埋もれています。掘り起こしを引き継いでくださる方がいらっしゃればいいなあと念じおります。終わりに当たり、PART1.2併せて25年の歳月をかけて描き続けて、永い間の夢であり願望でもあった「私の城陽100景」を完結できましたことを期待してくださった市民の皆さま、またご理解いただきました多くの方々に対し心よりの御礼を申し上げご挨拶といたします。 平成18年7月 わたなべあきら」
従兄は6人兄妹の一番上の叔父さんの長男で、多くの従兄の中では最年長者、
一族一同が集まる冠婚葬祭の場では、いつも親戚代表で挨拶をする立場で大いに当てにされた。
真面目に会社人生を全うされた従兄の挨拶はいつも落ち着いて堂々としており、安心して聞くことができ、しかも味わい深き含蓄があって感動した。
ナベショーと同じく化学会社の技術屋として、最後は工場管理者として定年を迎えて、数年商社で働いて城陽市の自宅で25年前に第二の人生をスタートした。
そういう意味ではナベショーの25年先を生きる大先輩である。
生き甲斐をもって人生を生きる、、、、すごいなあ~
彼は幸いにも健康に恵まれたので、、、、と言っているが、100景を描ききるという強い願望と規則正しい製作活動の生活が心身両面の健康を保たせているのであろう。
毎日、2~3時間を画板に向い、さらに外へでてモチーフを探してスケッチし、デジカメで写真をとる。
少し大きい絵だと完成に2ヶ月かかるという。
従兄の80才になる彼の奥様は身体が弱く、病気で自宅療養中、この展覧会の開催すら危ぶまれた状態、
その中での開催実現は感無量であろう!!
ところで、次の課題は?
そう、100歳まで描いて、、、とみんなそういうのですよ~
今度は城陽の景色、、、という制限、枠を外して自由にモチーフを選んだら、、、、
西陣織の山口兄弟(源氏物語絵巻全巻、能衣装の織物)は数年前、「兄弟合わせて200歳」という作品展をやってて東京大倉美術館で見たよ!
そりゃ~凄い!
この100点の絵はどうするの?
そうなんだ!、押入れ、倉庫、いっぱい、、、カビも生えるしなあ~
市役所、総合市民病院などの廊下や待合室、スペースがあれば、100点纏めて飾ってもらったら、、
それはよいアイデアだなあ!
ナベショーさんのお茶はどうですか?
とてもとても85歳まで体力が持たない、、、他に何か続けられるもの考えなくっちゃ!!
近鉄奈良線で京都駅に出て、新快速で野洲、米原、豊橋、浜松、と乗り継いで西焼津22:36着
鯖街道 小浜の焼き鯖寿司、、鯖 ノルエー産 だって
若狭湾の鯖が獲れないなら、せめて焼津の塩鯖を使えばいいのに、、
亡母は鯖寿司作るとき、スーパーで焼津の塩鯖(大きいのは400~500円してた)が一番美味しいと買ってたなあ~
寝てるうちに、いつの間にか豊橋に着いていて、折り返し大垣行きになってるのを気がつかず、あわや、、、であった。
往復の汽車の旅、、藤田宣永の私立探偵小説「理由は要らない」を読みきり、高村 薫の「神の火」(上下)の1/3を読んだ。
すこし疲れたが、腰のほうは大丈夫、無事帰ってこれた。
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コメント
もう活動開始ですか?
100点の絵のうち、ナベショーさまが一番気に入った絵を買い求められたらどうでしょう。
お値段はつけようがないとは思いますが、もしかしたら喜ばれるかもしれませんね。
投稿: なぎさ | 2006年7月30日 (日) 08時24分
なぎささま
活動開始 いやいや、、まだまだ、、
妻の反対 押し切ってのお出かけ、、
医者からは 自己責任においてなら、、、と
しょうがない人だね~
従兄の人生最後で最大のイベント 何としても見たかった、、、、
そのうち感想の手紙を出す時に、100枚の今後のこと聞きながら、一枚売っていただけないか聞くつもり、、、
投稿: ナベショー | 2006年7月30日 (日) 13時01分
何とかご無事でお帰りのご様子、宜しゅうございました。
行けば、ついあれこれとついでにやりたいことばかり・・・よく我慢出来ましたね。
また少しご静養くださいませ。
投稿: ばら色婆ァバ | 2006年7月30日 (日) 15時52分
まだ、骨折3週間、ギブスもコルセットもせずで、、、やはり無理はいけないのでようね。
びくびくしながらの旅でした。
投稿: ナベショー | 2006年7月31日 (月) 22時49分