クサギの花とアゲハ蝶
花自身は美しく、香りも悪くは無い、、
しかし、葉に特異な臭気がある
ねっとりと鼻の奥の粘膜に吸着するような、、、、
漢方薬で、葉をちぎって食酢に漬けておき、葉を取り出しておできにあてがうと腫れが引くとされる
秋に熟する果実は紺色、江戸時代には染色に利用していた
芽、葉は茹でて和え物、油いため、佃煮に、、花は茹でて酢物にする (山野草 カラー百花 主婦の友社)
こういう癖のある臭いの葉は天婦羅にしたら、意外と美味しいかも、、、、
ドクダミの天婦羅みたいに、、、
今まで、食したことが無かったが、トライしてみる価値はある。
高さ数mの落葉樹、、山道の岸などに咲いている
道を歩いていて、異様な臭いに周囲を見渡し、頭上を見上げてクサギにきずく、、
先日、車で通り過ぎたら、クサギが咲き始めていたので、たぶん、アゲハ蝶もたくさん集まっているだろうと
カメラを用意して行ってみた。
期待どおり、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハなど、数十匹のアゲハ蝶
道端の5~6本のクサギに乱舞していた。
でも、なかなか、花に群がるアゲハ蝶、、、という写真は撮らせてくれない。
最後の写真は 蜜を吸う、モンキアゲハである
ほんとは5~6匹が写っているシャッターチャンスを狙ったが、駄目だった、、、
今の時期、花が木一杯に満開で咲いているのは、このクサギとサルスベリ(百日紅)くらい、、、
あとは庭の花壇で咲いているのはフヨウ、エンゼルトランペット、朝顔、鉄砲ユリ、ノウゼンカズラ、
我が家の蜜蜂も、これらの花から蜜を集めてるんだろうな~
クサギの花の蜜、、、やっぱり この特有の香りがするんだろうか?
中学生の頃、蝶の採集に夢中になった
春から晩秋まで、ほとんどの週末は補虫網を持って、野山を駆け巡った、、
クサギの木の下で待っているだけで、アゲハ蝶がたくさん飛んできたものである、、
数十匹のアゲハ蝶の乱舞、、、久しぶりに見た
お昼の料理
小さなスルメ烏賊があったので、開いて醤油タレを漬けて焼いた。
素麺にスルメ烏賊、茗荷、青紫蘇、ネギ、、最後に真ん中にトロロ芋を
載せて素麺出汁をかけた。
天婦羅、鰻の蒲焼、焼き鳥、マグロの剥き身でも美味しいかも、、
モンタ 、、、薬が効いているのか昨日より元気だが、食欲はなし、
動きも鈍い、、、
明日になればもう少し元気になるだろう
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コメント
モンタ君、ちょっと心配ね。
蝶や野草、川魚を追って駆け回っている少年、ナベショー様の少年時代の姿が、彷彿とします。
私たちの子供の頃は、日本もまだ全体に豊かではなかったから、かえって今より、人の心だけは豊かだったのかも知れませんね。
投稿: ばら色婆ァバ | 2006年8月18日 (金) 21時25分
私のピンボケとは比べようも無いですが、どうすればこんな写真が撮れるのかと、いつも素晴らしい写真に魅せられています。
それに植物の知識、これ読んでいるとためになります。
ランキング、今日は19位。どんどん上がってすごいですね。
投稿: 山草人 | 2006年8月18日 (金) 22時33分
ばら色さま
少年時代、勉強嫌いで、毎日毎日遊びに夢中でした。
否、人とのかかわりや人間関係の葛藤に耐えられない内向的な気の弱い少年だったので、一人で野山で遊ぶ孤独の世界が大好きなオタク少年だったのです。
今だったら、不登校になっていたでしょう。
投稿: ナベショー | 2006年8月19日 (土) 19時29分
山草人さま
写真、、お誉めにあずかり光栄です。
でも、、、、、、、
種を明かすと、、、
一日に100以上もじゃんじゃん撮って、、、
その中からピンボケでなく、何とか観賞に耐えれそうなのを2~3枚選んでブログに載せてるだけですよ
つまり下手な鉄砲も数打っちゃ当たるなんです、、
植物に関するうんちくも、ほとんどは植物図鑑の受け売りなんです、、
投稿: ナベショー | 2006年8月19日 (土) 19時40分