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2006年9月 8日 (金)

ムール貝?

Img_8851sykusyou ヌスビトハギ 

 実の形が盗人の忍び足のようなので、、という。

 また、熟した実が知らぬ間に衣服に付くので、、、ともいう。

(秋の野草 山渓 永田芳男 著)

 子供の頃、宮津の天橋立へは、学校の遠足や親戚の子等とよく行った。

 船着場の岸壁に、たくさんの黒い三角形の貝がびっしり着いているのを覚えている。

 ナベショーが会社勤めにより、広島県の大竹市の社宅に住むようになった。

 冬の瀬戸内海、波は穏やか、潮が引いている時に、海岸によく散歩に行った。

 牡蠣の養殖筏が沖までたくさん浮かんでいる。

 筏を結わえているロープやブイに、たくさんの黒い三角の二枚貝がくっついている。

 出張でヨーロッパへ行った時に、たくさん食べたムール貝によく似ている。

 しかし、ムール貝は少し長細いが、ここにいる貝は正に三角形である。

 特に大きいのを選んでたくさん獲って来た。

 よく洗って、貝とニンニク、玉ネギ、キノコ、トマトなどと共にオリーブオイルで炒め、お酒または白ワインをたっぷり加え、塩、胡椒、オールスパイスで味を整えた。

 大皿に盛って貝の開いた貝殻ですくって美味しいスープと共に貝、野菜を食べる。

 甘くて美味しい料理であった。

 以後、病み付きになり、この貝をよく獲ってきて家族の夕食のテーブルを賑わした。

 会社の連中にこの話をすると、

 え~、あのカラス貝、食べるの~

 土地の人間は誰も食べないよ~

 よく聞くとムラサキ貝、瀬戸貝、カラス貝とも呼ばれており、ほとんど食用には利用されていないらしい

 ヨーロッパの地中海料理にでてくるムール貝と形は少し異なるけど、同じような美味しい貝だよ!

 といっても、笑われるのがオチだった。

 岩国のきれいなおねえさんたちのお店で、、、

 「ナベシヨーさん、あの貝食べるの~?」

 「お前さん達はヨーロッパの地中海料理を食べたことないのか?」

 「そうよ! 誰も食べに連れて行ってくれんもん!」

 「そもそも地中海料理で食べるムール貝と、おまえさんたちが馬鹿にした貝とは同じ種類なのだ!

 しかし、そのムラサキ貝は、日本の海には昔はいなかった。

 縄文時代からの貝塚からは、このムラサキ貝の殻は発見されていない。

 織田信長の時代に、ポルトガルの船でやって来たイエズス会の宣教師達はキリスト教を日本に伝えたが、その時、地中海に住むムール貝が同じ船底にくっついて日本の海にやって来たのだ。

 その後江戸幕府によって、宣教師、キリシタンは追放されたが、ムラサキ貝はどっこい日本の海に定着し、恐るべき繁殖力で増え、日本の海、どこでも見られるようになった。

 今の地中海のムール貝とは少し形が異なる三角形だが、まぎれもないいムール貝の一種なのである

 どうだ! 少しは賢くなったか?」

 「へ~、すっごい! ナベショーさんって 尊敬するわ!!

 ねえ、ねえ、今度 地中海料理 食べに行こうよ! 広島の○○いうお店、、」

 まあ、このホンマのような話 、ほとんどの人は本気で信じるね!

 そのうち、数年後にはスーパーやデパートでまさしく馬鹿にされていた日本のムラサキ貝、瀬戸貝が堂々とムール貝の名前で売られるようになった来たのである。

 いつも行く焼津の魚市場、このムラサキ貝がムール貝として一箱売られていた。Img_8925syukusyou_3 Img_8905syukusyou

 本物の地中海ムール貝は、色がこれより薄くて黒くなく、もう少し長細い

 よく洗って、玉ネギ、ピーマン、トマト、キノコ、ニンニク、白ワインで炒めて蒸した。

 塩胡椒、オールスパイスで味を整える   懐かしい美味しい味である。

 さて、ブログに書くからには、ムール貝と瀬戸貝、ムラサキ貝についてのナベショーのウンチクの信憑性について調べておく必要がある。

 ネットで調べると、ヨーロッパ系ムール貝はムラサキイガイであって大正時代に神戸港で発見されて日本全国に広まる。

 ムラサキイガイではない日本のイガイ、カラス貝、瀬戸貝、ムラサキ貝、、、中国、朝鮮、北海道にも見られるがムラサキイガイとの判別は難しい、、、

 少なくとも、大正時代に入ってきたムール貝と、日本のイガイは明らかに形、色がことなることは確かである。

 そのイガイがムール貝と称して売られていることも確かである。

 少なくとも、日本のイガイ、瀬戸貝、ムラサキ貝、ナベショーのポルトガル船来説は、やはり正しいと信じるに値すると思う。

Img_8918syukusyou モンタは外面がいいね

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コメント

蜜蜂が健康な群れで良かったですね、
来る冬のために、今からの時期が大切です、強群で越冬させましょう、給餌して産卵させて・・、貯蜜を充分持たせてね、・・、セイタカアワダチソウが咲く頃までには、完了しましょう、
その貝、我が地方でも食べますが、不思議に海岸に住んでいる人たちは、あまり食べないようです!

投稿: bee83 | 2006年9月 8日 (金) 16時38分

ナベショーさま、東京湾にも、いっぱい、びっしり、います!、黒いのが・・・
あれは・・・・?

投稿: こつ | 2006年9月 8日 (金) 19時11分

同じ貝かどうかはよくわかりませんが、、、。私の島の人は食べるのですが、(といっても身はあまり大きくない)近くの島の人は、あれは人間の食べるものではない、といって放置しています。これは一体なんじゃ、と手を出す人と出さない人がいるのですね(^^♪

投稿: なぎさ | 2006年9月 8日 (金) 20時14分

bee83さま
蜜蜂はこの春からなので、全てが未経験
何とか無事に冬を越させたいものです。
いろいろ、教えてください。
やっぱり、瀬戸貝は海に近い人は食べないのですね。

投稿: ナベショー | 2006年9月 8日 (金) 20時14分

こつさま
ぜひ、一度お試しください。
東京湾産ムール貝の地中海料理!

投稿: ナベショー | 2006年9月 8日 (金) 20時17分

なぎささま
やはり、他に美味しい海の幸が豊富だから、何もカラス貝まで食べることは無いだろう、、、なんでしょうね。

投稿: ナベショー | 2006年9月 8日 (金) 20時22分

ムール貝も好物の一つ。
銀座3丁目、外堀通りを2本ほど中央通りに入ったところに、ムール貝の専門レストラン(店名ド忘れ)があり、クリーム煮が絶品でした。
ムール貝をニンニクとオリーブ油で炒めただけのも好き。

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年9月10日 (日) 14時57分

ばら色さま
当然、本物のムール貝を使ってるんでしょうね?
いや、、瀬戸貝でも同じ味なんですが、、

投稿: ナベショー | 2006年9月10日 (日) 22時30分

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