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2006年10月 4日 (水)

鯨の町 太地

Img_0080syukusyou 南極海で活躍した捕鯨船

新宮発10時26分上りの汽車に乗る。

 今日の最終訪問地、くじらの町太地には11時47分着予定、

 熊野灘の海に沿って汽車は走る

 雄大な海、美しい海岸線を存分に楽しませてくれる。

 台風16号の影響で、海はところどころ白波が立ち、海岸の岩に白い波が砕けながら打ち寄せる。

 空は暗く、厚い黒い雲が低く、鉛色である。Img_0049syukusyou_1 Img_0053syukusyou_1 Img_0068syukusyou Img_0072syukusyou_1 Img_0073syukusyou_1

 青い空、青い海も良いけれど、このような暗い空、灰色の海もいいものである

 汽車がトンネルに入る度に、今度はどんな景色なのかが楽しみで、カメラを構えて待つ

 一瞬の展望、木が邪魔してシャッターを押せない

 やっと、と思ったら、次のトンネルに入ってしまう。

 11時47分に太地駅で汽車を降りた。Img_0077syuku   

 無人駅のホームの傍の岸にシャジンが咲いていた

 鯨の町というのに、太地駅は山の麓、、海はどこか?

 駅前に町営バスが待っている

 5分も乗ると、海岸側の鯨博物館に着いた。

江戸時代初期、太地において、組織的な捕鯨が始まり、急速に発達した。 昭和に入り、近代的な母船で組織された船団による南氷洋の商業捕鯨が始まったが、近年にいたり乱奪による鯨の激減により商業捕鯨は中止された。

Img_0079syukusyou 最近は鯨資源の調査のために限られた頭数のみ捕獲されている。

 太地町の鯨博物館は、捕鯨の歴史、伝統文化を後世に引き継ぐために昭和44年に開設された。

 今回の南紀の旅、ぜひとも訪れたい所だった。

  館内には、鯨の骨格標本や実際の鯨から石膏で型を取って作成された実物大の15mのセミクジラ、昔の捕鯨に使ったモリ、近代的な捕鯨での捕鯨銃、昔の捕鯨の様子など興味深々の展示ばかりであった。

 写真撮影の許可をいただき、楽しい展示物の写真をとることが出来た。Img_0085syukusyou Img_0083syukusyou Img_0087syukusyou Img_0089syukusyou Img_0090syukusyou Img_0091syukusyou Img_0092syukusyou

 捕鯨銃の先には火薬が仕掛けられていて、命中すると中で破裂し、致命傷を与えるようになっている。

 先端が平らだと、命中せずにクジラの手前で水中に潜った場合でも、真っ直ぐ進んで命中するという。

 熟練した砲手はほとんど的を外すことは無いそうである。

館の外ではラッコやアザラシ、シャチのショーを楽しむことも出来る。Img_0119syukuysou Img_0126syukusyou

 また、外には南極海で活躍した捕鯨船(第11京丸)が展示されており、船の内部も見学した。Img_0136syukusyou

Img_0137syukusyou  

 左の写真は、捕獲したクジラの尾っぽを挟んで、ウインチで母船に引き上げるための挟みである。Img_0132syukusyou

 鯨博物館の側の海岸の景色も素晴らしい。

 台風の影響で、時折激しい雨が降った。

 今日の見学の予定を終わり、町営バスに乗って5分、国民宿舎

 白鯨 に着いた。

 国民宿舎での部屋は美しく、窓の外は太平洋の荒波が砕ける断崖絶壁、雨はいよいよ激しくなった。Img_0141syukusyou Img_0145syukusyou                                

 夕食まで、少し時間があったので、雨の中だったが、徒歩で約1kmの太地漁港と漁協直営スーパーまで行った。Img_0166syukusyou 買ったのはコレッ!! Img_0153syukusyou                                   

 鯨の大和煮缶詰、鯨の干物、鯨ベーコン、鯨ソーセージ、鯨味付け煮、鯨のコロ(皮)

 さて、国民宿舎の温泉にゆっくり海を見ながら暖まり、夕食は、、、、、!!!!

 ずばり、鯨料理のフルコース!!Img_0167syukusyou_6                          

 クジラ刺身、クジラ竜田揚げ、クジラベーコン、クジラ赤身カルパッチオ、クジラオバケの酢味噌、クジラ内臓煮、赤身のしぐれ煮、赤身のはりはり鍋、、

 懐かしいクジラ料理、、、美味しかった!

 外の風雨はますます強く、窓ガラスに激しく叩きつける。 

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コメント

うんうん・・・捕鯨銃のさきは平らだと聞いたのは小学生のころ・・なんだか未だにはっきりと憶えてる
とんがってると水面をジャンプしてしまうのだとか・・・
でも・・しかし
お留守番だった、かわいそうなモンタ君のご様子が・・・・
ないないない(>_<)

投稿: ふうか | 2006年10月 7日 (土) 17時19分

ふうかさま
その通り、、ジャンプするんだって、 よく覚えてましたね
ナベショーは知りませんでした。

モンタはかなりいじけてました、、、

投稿: ナベショー | 2006年10月 7日 (土) 20時26分

鯨料理・・・あまりに頻繁に食べ過ぎて、とくに思い出って、なのにベーコンやコロ・サエズリは懐かしい。
沢山食べた“身”より、少しより口に入らなかった部分が、鮮烈に味を思い出すの。
太地や気仙沼など、かつての捕鯨基地は行く度に切なさもあります。
いま、太地は鯨より“落合記念館”の方が知られているようですね。

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年10月 7日 (土) 20時40分

今や、鯨を食べるのは、、、ご法度のはずなのに、あるところには、あるものですね!

ちょっと信じられません!

投稿: なぎさ | 2006年10月 7日 (土) 21時26分

ばら色さま
鯨のステーキ、水菜のはりはり煮、竜田揚げなど懐かしい味、ベーコンはメチャ高くて、、、手が出ない。
薄いのが5枚入って、何と2000円、、
そういえば、落合記念館ってありましたよ。

投稿: ナベショー | 2006年10月 7日 (土) 22時31分

なぎささま
商業捕鯨は禁止されてますが、許可された資源調査のための調査捕鯨で獲った鯨が僅かですが市場に出回っております。
太地や全国の鯨料理専門店には、それらが優先的に回るようですね。
五島沖には鯨が潮吹いてませんか?

投稿: ナベショー | 2006年10月 7日 (土) 22時35分

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