蜜蜂の越冬体制 可哀想な雄蜂
淡いクリーム色、、田畑の土手や空き地などに咲いている
花が終わるとタンポポのような白い綿帽子が出来て、風の乗って遠くへ運ばれる
今日は風もなく穏やかな暖かい日であった
蜜蜂もそろそろ越冬体制への最後の準備段階である
蜂の濃度が低くて、冬の寒さに耐えられるのか、、、心配な群れ
先日、5つの枠に減らしたが、減らした一つ枠、まだ蜂蜜がたくさん入っている
これを、箱の横に置いたところ、蜜を巣内に運ぶために、たくさんの蜂がワンワン飛び、僅か数時間で蜜は空っぽとなった。
たぶん、隣の巣箱の蜂もたくさん来てたのに違いない、、
こうして巣枠を減らしたので、蜂は狭いエリアに密集してボールのように押し合いへし合いでかたまる。
こうなると、体温は逃げず、十分保温できる。
しかし、巣枠がたくさんだと蜂が分散して、暖かい体温が逃げてしまって凍死する。
箱の一方向に巣枠を寄せて、開いた空間に新聞紙を巻いた空の巣枠を詰めて並べる
後は、入り口を新聞紙で1/3くらいに狭めて、風が入らないようにすればOK
晩秋になると、働き蜂の数倍も大きい雄蜂は、蜜を食べるだけで何の役に立たないから、、と
寒い風の吹く巣箱の外へ、数匹の働き蜂によって無理やり引きずり出され、寒さの中で死んでしまう
秋に産まれて越冬する働き蜂は、やがて暖かい春が来た時、女王蜂が再び産卵を始めたら、育児と蜜集めに精出し、新しい働き蜂と雄蜂の誕生と共に順次、寿命で死んでいく
さらに、暖かくなり、花もたくさん咲き出すと、女王蜂にどんどん卵を産ませ、群れを大きくしていく、、
この時、女王蜂が病気で元気が足らなかったり、 卵をたくさん産めないおばあちゃんだと、
働き蜂は王台を作り、若い元気な新女王蜂を育てる。
王台に産み付けられた卵、幼虫は働き蜂によって特別の食べ物、ローヤルゼリーによって育てられ、
4~5年間生き、卵を産み続ける女王蜂となる
新女王の誕生の少し前になると、旧女王は僅かな腹心の部下を引き連れて、群れから出ていく(分蜂)
こうして、蜜蜂の群れは、新しい女王蜂によって引き継がれ、群れの勢力が維持されていくのである。
雄蜂は何してる?
新女王が誕生した時、たった一回の交尾でお役が終わる、、
(しかも、数百匹の雄蜂のうち、たった一匹の雄だけ、、、)
雄蜂は針も持たず戦いもせず、、、、スズメバチとの戦いも働き蜂である
後は巣内でうろうろして、秋になると巣箱から追い出されてしまう。
しかし、たった一回の交尾で女王蜂は4~5年間、シーズンでは毎日2000個の有性卵を産み続けるのである。
何とか、無事に越冬してくれることを祈るのみである
畑から春菊と小蕪を収穫してきた
小蕪は漬物 春菊は酢味噌胡麻和え、
焼き餃子と水餃子
これ一人分ではありません
二人分、、、
明日から二日間、久しぶりに大阪へでかけます。
昨年 退職した会社の50周年記念式、東京で行われたが、こんどは大阪会場にて、、、
退職最後の一年を一緒に働いた姫路の工場の人達が全員出席、是非、東京に続いて大阪も出席して欲しいと、、、、、、
畑も一段落したことだし、明日から大阪へ移動して、大阪の空気を吸ってきます。
モンタ テレビの上で正座、、、ポーズ!
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コメント
ミツバチの人間界もなかなかシビアな所でございますね。
シートンの動物記とかファーブルの昆虫記とか
また読んでみたら楽しいでしょうねー。
投稿: なぎさ | 2006年11月10日 (金) 08時36分
人間以外の生物の世界では、大抵の場合オスの方が辛いようですね。
カマキリや蜘蛛など受精後はオスはメスの餌でしょ・・・、あの百獣の王・ライオンでさえ、本当はメスたちの用心棒でしかないとか。
女性が強くなったと言われてはいますが、実際には人間社会は何処でも《男社会》ですものね。生物の生き方に反してます(って、私年代の女は声を上げたい)。
投稿: ばら色婆ァバ | 2006年11月10日 (金) 08時38分
おはようございます。
またおじゃましました。
モンタくんはテレビの上ですか。
あったかいですからね。
うちのネコもそうでした。
それと、ひとがテレビを観ていると、横切ってみたり、真ん前で立ち止まったり、嫌なヤツでした・・・でも憎めないんですよね。
投稿: ロッシー | 2006年11月10日 (金) 09時20分
またまた・・蜂の生態・・・勉強になりました。これは・・子供に
トークします~!
旧女王蜂は・・・腹心をつれ・・・巣を出た後・・どうなるんですか?
悲しい結末ですかね~!その腹心たちは?
気なってしまいました~!
マグロ君・・出張に行ってました~!昨日、深夜にかえりました!
今回は、熊本・鹿児島・甑島(こしきじま)で~す。
甑島はドクターコトの舞台になった島です。
また、ブログで報告しますね~!ぽちっと!
投稿: マグロ君 | 2006年11月10日 (金) 11時31分
動物や昆虫の世界って大変ですよね。
アニメで「バグズライフ」というのがあるのですが、アレをみると雨粒でもアリには凶器ですものね。
私はここ1,2年、市販のダシを使うのを止めました。昆布&鰹節に魅せられてしまって…後味が違いますね、全く
でも、捨ててしまうのはもったいないので、鰹節はそのまま煮物に入れたまま(家庭だしいっか)、昆布は取り出して切って結んでまた煮物へ帰します。
子どもたちがこの味を覚えていてくれたらいいなぁ~とふと思います
(年に1度2度カップ麺を買ってあげると狂喜乱舞、慣れてるよりいいけれど、ちょっと店頭では恥ずかしいです(^^ゞ)
投稿: とまと | 2006年11月10日 (金) 21時19分
なぎささま
蜜蜂を育ててみて、ほんとにそう感じます。
シートン動物記 良いですね~
子供の頃「狼王 ロボー」読んで感激しました
投稿: ナベショー | 2006年11月12日 (日) 07時09分
ばら色さま
子孫を残すという生存が生物の最大の使命である限り、雄より雌が主導権を握るのは、いたし方がないようですね。
人間だって、男社会といっても、最後に生き残り長生きするのは女性ですから、、、
男はストレスと過労でボロボロの早死に、、、子供と吊るんで定年と共に熟年離婚とかいって、子供とつるんんだ妻に追い出されて路頭に迷うのも男、、、
投稿: ナベショー | 2006年11月12日 (日) 08時04分
ロッシーさま
モンタはテレビの上から見下ろして威張っておいます。
そのうち、だらしなく寝そべってしまいますがね、、、
投稿: ナベショー | 2006年11月12日 (日) 08時22分
マグロさま
腹心の部下と巣を出た旧女王は、また新たな場所を見つけて新しい巣作り、群れ作りをはじめます。
まだ勢力の強い旧女王だと、元気のよい優れた部下ばかり、群れの大半を引き連れて巣を出ますので(いや~ 部下のほうが慕ってついていくのでしょうね)、残された新女王は大打撃、飼い主も大損害!
九州 ご出張ご苦労様
ご報告を楽しみに、、
投稿: ナベショー | 2006年11月12日 (日) 08時29分
とまとさま
ほんとに動物、昆虫の世界はたいへんです。
ほんとに厳しい、、、全て、直接に死につながる、、、
子供達には美味しいものを体験させて、本物の味しっかりと覚えて欲しいですね。
投稿: ナベショー | 2006年11月12日 (日) 08時34分