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2006年11月21日 (火)

里山の秋

Img_1013syukusyou  里山の秋

 今年は紅葉が一週間以上遅れている

 まだ、ほんの一部が紅葉始めた頃、、、

 ナベショーの近くの田園、9月初旬に稲刈りした後に、稲が再び芽を吹いている 

 間もなく黄色くなって、霜が降りるころには枯れてしまう

 9月のはじめ、トロロアオイの美しい花が咲いていた家の庭、もう種が出来ている頃に違いない

 トロロアオイは和紙を抄く時の糊剤として昔から使われていた植物、オクラと似ている。

 ほんの10分、峠を越えて瀬戸川沿いに車を走らせた。

 あった! あった!

 すでにトロロアオイは枯れて、引き抜いて庭と道路の間に捨ててあった。 Img_8859syukusyou Img_1027        

 この種を来春に蒔けば、芽を出して1~2mに成長して、このような美しい花が毎朝見られるはずである

 たくさん、種を採取したので、ご希望の方は、どうぞご連絡を!

 ドウタンツツジが真っ赤に紅葉していたImg_1019syukusyou                                                               

 ドウタンツツジは初夏の黄緑の葉も、白い花も美しい

 園芸種以外に、高い山に登ると、赤い更紗ドウタンなどが咲いている

 庭師によって丸く刈り込まれたドウタンつつじよりも、自然に成長した木が好きだな、、

 同じ種類のサツキやツツジの紅葉は、ドウタンツツジに比べると見劣りする。

 ツツジには紅葉して落葉しないのもある。

Img_1016syukusyou_1 Img_1015syukusyou_1                             

 この瀬戸川の堤防沿いの藤枝の造り酒屋「志太泉酒造」がある。

 時々、この堤防を歩く時、美味しいお酒「志太泉」を買う

 昔と異なり、地方の造り酒屋が頑張っているのは嬉しいことである。

 昔は、TVで宣伝している灘や伏見の大手酒造会社がこうした地方の酒造会社から原酒を桶買いし、醸造アルコールや様々な添加物を配合して、一級酒、二級酒として全国に販売していた。

 そういうお酒が美味しいわけが無く、消費者の日本酒離れを引き起こした。

 危機に立った地方の酒造会社は、やがて大吟醸酒など、地方のお米、水、それぞれの酵母を生かした美味しいお酒を造り、苦労して販路を開拓して定着した。

 ナベショーも、家で飲む日本酒は、地元、藤枝や焼津、静岡の地元のお酒である。

 燗して飲むより、白ワインと同じように冷やして飲むのが好きである。

 辛口の大吟醸酒は、ドイツの辛口トロッケンワインに似ていると思う。

 大吟醸酒は、米を半分くらいまでに精米して、たんぱく質や他の不純成分を除き、ほぼ純粋の澱粉にまでする。

 お酒の酵母は、成長に必要な蛋白質などの様々な栄養成分が無いために、酵母みづからが生存、増殖に必要な成分を純粋な澱粉質から作り出す。

 それゆえ、大吟醸酒は混ざりけのない純な香味なのである。Img_1028_1_2

 話が、お酒の話題になってしまった

 今日の料理は、鰯のムニエル、ローズマリー風味である。

 ポテト、人参も電子レンジで熱した後、フライパンでローズマリーと共に、両面をこんがり焼いた。

 この魚料理に、冷酒をワイングラスに注いで飲むのも美味しい

 

 Img_1036syukusyou 今日は暖かい日和、モンタは庭へ飛び出ると、嬉々として歩き回っている

 部屋で丸くなって眠っている時とは大違い

 どうですか! 目の輝き、顔の表情が生き生きしてるでしょう

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コメント

鰯のムニエルが美味しそう・・・。
里山の紅葉、楽しみですね。錦に染まった景色は自然の贅沢です。
トロロアオイは、大きなプランターでも大丈夫かしら。
育つようなら、挑戦してみたいのだけれど。いかがでしょうか?。

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年11月22日 (水) 07時38分

ばら色さま
トロロアオイ、1.5mくらいに真っ直ぐ成長しますが、大きめのプランタンでOKだとおもいますよ
私も、はじめてなので来春に種蒔いて、果たして芽が出るのか?
封筒に入れて、少しですがお送りします。
たくさん芽が出て余ったら、どこか庭のある家、または公園の花壇の隅にこっそり植えてください。

投稿: ナベショー | 2006年11月22日 (水) 09時34分

ナベショーさんこんばんわ(イギリスは今真夜中です)。
 お酒の話題に惹かれて再びコメントさせていただきます。私このたび、日本の友人から帰英に際し大吟醸酒を二本プレゼントされ持ち帰りました。それが何と、ナベショーさんのお近くではないかと思われる、藤枝市上青島の青島酒造謹醸とあるではありませんか。このお酒は静岡近在の愛好家の方々が中心になって、特注でご自分達だけのお酒を作っていただき、出来たお酒はすべて会員の方が買い取られるという特別なお酒のようです。これを下さった方は静岡県在住の方ではありません。お米の産地ではないのに静岡のお酒が全国的に有名なのは、良い麹があるからだということを聞いたことがあります。
 瀬戸川の写真を拝見して、むかし瀬戸川沿いに車を走らせ不動峡辺りまで行ったときのことなども思い出しています。
 

投稿: はなあかり | 2006年11月22日 (水) 10時49分

はなあかりさま
藤枝市の地元のお酒 青島酒造の「喜久酔」と志太泉酒造の「志太泉」
ナベショーの飲む日本酒は喜久酔か、志太泉ですよ。
はなあかりさまがプレゼントされた喜久酔の大吟醸、最高級のものでしょう。
藤枝市の農家が無農薬有機肥料で特別に栽培した山田錦を50%まで精米し、南アルプスから流れてきた大井川伏流水と静岡酵母にて低温でじっくり熟成した大吟醸酒かと思います。
素晴らしいお酒、、、じっくり味わってください。
瀬戸川、、この写真の直ぐ上流を左に4~5Km山の中へ入っていくと不動峡、紅葉が綺麗なところ、ここには水車小屋があり、手作り紅茶を作っています。
昔、行かれたのですね。

投稿: ナベショー | 2006年11月22日 (水) 11時43分

ナベショーさん・・・洋食系も作られるんですね~
ふところが深い・・・!

ドイツのワインと日本酒が・・・・・!

いつもながら、深いコメント!
まだまだ、マグロ君・・勉強・経験不足ですね!
ぽちっと!

投稿: マグロ君 | 2006年11月22日 (水) 13時01分

まぐろさま
洋食系なんてお恥ずかしい
単純な家庭料理ですよ~
予定、早めて24日 新湊行きます。

投稿: ナベショー | 2006年11月22日 (水) 23時00分

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