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2007年1月 1日 (月)

母が伝えた京都 松風家のお雑煮

Img_3111syukusyou 新年おめでとうございます。

 ナベショーのおしゃべりに今年もお付き合い、よろしくお願い申し上げます。

 母は7年前に他界し、生きていれば92歳を越える

 寒い冬は、一人暮らしの丹波の田舎から暖かい埼玉、広島へ、お正月は息子であるナベショーの社宅で過ごした。

 お正月料理を妻と一緒に作った。

 母は娘時代、京都の旧家のお屋敷に女中奉公していた。

 その家のお正月のお雑煮が美味しかったので、父と世帯をもってからも、ず~とそのお雑煮がナベショー家のお雑煮として続いている。

 関西は白味噌の雑煮というが、このお雑煮はおすまし汁である。

 昆布と鰹節でじっくり取った美味しいお出汁

 かまぼこ、

 鶏肉

 薄口醤油、お酒、塩、味醂少々  で味を整え、

 焼いたお餅を入れて椀に入れる

 そこにセリと柚子を浮かべる

 味付けは妻が行うが、ナベショー、娘、、、など、味見してコメントのうえ、若干の手直しして妻が最後を決める。

 毎年、薄いとか、甘すぎるとか、もめるのであるが、、、、

 今年は最高級の羅臼昆布でのお出汁、、最高に美味しい味が容易に一発で決まった。

 見た目の美しさ、上品で洗練された美味しさ、柚子とセリの香りと彩り、、

 このお雑煮に勝るものをいまだ味わったことが無い。

 最近、妹から聞いた話、、 エッ! 知らなかった?

 母が70年前に女中奉公していた京都のお屋敷、、

 それは、大正11年に陶器歯の製造で操業を開始した人工歯科の会社、今の歯科機器材料の最大大手メーカー、松風(株)の創業者の家だった。

 ナベショーは京都の老舗、有名な歯科材料メーカーの松風(株)は良く知ってる企業だったが、まさか、母の奉公先だったとは、、、

 松風家の大奥様つきの奥女中として、娘時代から結婚するまで女中奉公し、奥様から作法、お料理を学んだという。

 母はその後、父と世帯を持ち、神戸三宮、生田神社前で貴金属業を営んでいたが、神戸空襲で故郷の丹波へ疎開し、そのまま田舎に居ついたのである。

 京都なので、白味噌仕立てと思いしや、京風のおすまし仕立てだった。

 お正月、松風家は今もなお70数年前のこのようなお雑煮を食べておられるのであろうか?

  妻は毎年30数年、年末に母からおせち料理を一緒に作ることにより覚えた。Img_3107syukusyou Img_3105syukusyou_1          

 妻は、自分がそうであったように、今の若い嫁に、やはりお正月料理を伝えていく使命があるのではなかろうかと,思い始めている

 お正月を一緒に過ごし、お正月料理を作って、お重に詰めて満足した母は、やがてお正月が空けてしばらくすると、

 雪で畑の野菜が心配だ、、とか、飲んでいる薬が少なくなったとか、、言いだす。

 そうだなあ~ あまり家を留守にすると心配だな~

 でも、今頃汽車のキップが手に入るかな~  

 まあ~、ちょっと駅行って、帰りの指定席あるかどうか見てこようか?

 あったよ!、丁度良い時間の新幹線が、、、

 ということで、翌日、いそいそと丹波の田舎へ帰って行った。

 あまり長くなると、妻も、母もお互いに気を遣いあって疲れるらしい。

 その間に入って両方の顔色見てるナベショーも疲れるのだが、、、Img_3087

 モンタ、、、ガラス窓のカーテン越しでニャントモ失礼を!

 今年もどうぞよろしく お願い申し上げます!

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コメント

あけまして おめでとう ございます。
ナベショー様のお宅の“お雑煮”は、私が母から覚えたものと同じです。
実は、父の母は隠岐の出で、つまり私の母が姑から覚えた味が双なのですが、隠岐って京都にも近くないですか?。
今年も、どうぞいろいろとご指導くださいませ。
よろしくお願いいたします。

投稿: ばら色婆ァバ | 2007年1月 1日 (月) 16時17分

ばら色さま
隠岐は島根県沖の日本海、承久の乱で後鳥羽上皇が都から配流されたところ、京都の文化が今も根付いているのかも知れませんね。
ただ、京都は一般に白味噌のお雑煮と言われるので、このお雑煮のいルーツが何処なのか、、、興味あるところです。
隠岐がルーツ?
今年もよろしくお願いします。

投稿: ナベショー | 2007年1月 1日 (月) 16時42分

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

マグロ君の母が和歌山県出身なので・・雑煮は白味噌で、
青海苔をふりかけて食べます~!

現在のマグロ家もそう・・・妻は東京なのですが・・
無理やり作ってくれてるみたいです~!
感謝!

ぽちっと!

投稿: マグロ君 | 2007年1月 1日 (月) 17時45分

マグロ君さま
明けましておめでとうございます。
今年もよろしく、お互いに楽しいブログ交流が出来るといいですね!
やはり、関西は白味噌、青海苔をかける、、、ところ、ところでいろいろなお雑煮なんですね。
奥様はご主人にあわしてくれてるんですね!

投稿: ナベショー | 2007年1月 1日 (月) 23時16分

 お正月はいつの年も自分を原点に引き戻してくれる時期でもありますね。故郷の景色、祖先のこと、両親のこと、さまざまなことが私の脳裏にも去来します。
 御節が本当に美味しそうにできあがりましたね。ご家族全員お揃いでお幸せな時間が流れていることをお悦び申し上げます。
 今年もよろしくお願い致します。

投稿: はなあかり | 2007年1月 1日 (月) 23時45分

明けましておめでとうございます。

今年の元日は、天気が良くてなによりでした。

飛騨を含めた北陸は1日は澄まし汁に四角い餅と単純に、2日は汁粉と決まっていました。

投稿: オラケタル | 2007年1月 2日 (火) 17時23分

はなあかりさま
遠いイギリスに長く住んでいられるはなあかりさまにとって、日本の故郷、景色、ご両親のこと、想いは私達日本にいる者以上なのでしょうね。
毎年、同じ御節料理を作りながら、いろんなことを想い出します。
今年、良いお年でありますように!

投稿: ナベショー | 2007年1月 2日 (火) 17時58分

オラケクルさま
それぞれの地方のお雑煮、、そのルーツを知るのも面白いかもしれませんね
正月のお昼は、角餅を焼いて湯につけて砂糖ときな粉をまぶす安倍川餅を食べます。
今年もよろしく

投稿: ナベショー | 2007年1月 2日 (火) 18時02分

こんばんは、ナベショーさま
ブログ本館でちょっとトラブルがあり、すべてを一度閉鎖、再出発した(旧)とまとです。

お雑煮、我が家はかつお&鶏肉のだし・角餅・かまぼこ・ほうれんそう・でしょうゆ仕立てです。

おせち料理、実母はお煮しめしか作らず、あとは親戚周りだったりしました。作っても、買ってきたものを詰めるだけ。

私は今年、黒豆・お煮しめ・昆布巻き・ぶりの照り焼き・くわい・たまご焼き(本当は伊達巻を作りたかったのですが、ちょっと横着)は自作しました。去年は酢ごぼうと紅白膾と栗きんとんを作りましたが、子どもたちに不評だったので、メニューは入れ替わりでした。

先生は主人の祖母たち。。。とはいえ、味だけうろ覚えであとはお料理本です。
教わろうとしないと続かないですよね。ずっと食していた味はいつか再現してみたくなる、そんな風に思った今年のお正月でした。(昆布巻きの上手な義祖母が昨年なくなったので…)

投稿: でつ | 2007年1月 2日 (火) 22時42分

でつさま
お雑煮も御節料理もナベショー家とよくにてますね。
栗きんとんは子供たちに不評?
う~んと甘くしないと駄目なんかな~

投稿: ナベショー | 2007年1月 3日 (水) 00時28分

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