今川家の軍師雪斎と花倉の乱
枝ぶり、咲き具合、花の美しさ、、なかなか三拍子揃った梅にお目にかかることがない
これは、そういう意味では、合格である
川の土手にある梅ノ木
1月24日に「今川家の軍師 雪斎の墓」という題でブログにのせた
9代今川義元と腹違いの兄,玄広恵探(良真)とが家督争い
花倉の乱の戦いがあったという花倉城跡への妻とのハイキング
朝、9時半に、義母のショートステイのお迎えが来ると同時に、我々もあらかじめ用意してあったお弁当を持って、それっと出発!
往復4時間であった。
茶畑の向こうに見える小高い頂が花倉城跡、
山道を登りきると、尾根の両側はお茶と蜜柑畑
よくもこれだけ開墾して見事な蜜柑畑と茶園にしたなあ~と感心する
静岡県人は、気候温暖なために、のほ~んとのんびり屋の気性で、、、なんていうけれど、明治、大正、昭和にかけて険しい山の斜面を開墾し、今ある景色、広大な茶園と蜜柑畑に変えたのである
山の斜面での農作業、、、きつい労苦に耐えて、忍耐そのもの、、、!
山の頂上の本丸跡、曲輪や土塁、空堀の跡など、、
頂上からの展望が素晴らしい
城にいたる山道の両側はお正月の飾りのウラジロが群生している
この寺には、一代目今川範国、二代目範氏の菩提寺、
両氏の墓が最近発見されて、祭ってある
7代目氏親のとき、ほぼ駿河の支配体制を確立した
氏親の側室、福島氏の娘との間の子であった玄広恵探(良真)は、寺に出されて、この徧照寺の住持であった。
氏親が死んで、14歳の氏輝が今川家8代になる。
氏親の正室、氏輝の母 寿桂尼(TV大河ドラマ、風林火山では藤村志保)が後見して、無事10年を経る。
ところが、氏輝が24歳の若さで突然没した
不思議なことに、氏輝の直ぐ下の弟、彦五郎も同日に没している
二人の死因について今川氏関係の記録には何もこのことには触れられていない
ある歴史家は今川の軍師 雪斎(TV大河ドラマ 風林火山では伊藤雅刀)の暗躍をほのめかしている
雪斎は、寿桂尼と同じ年齢、7代氏親の頃より今川家の執権的立場で支配してきた
氏親亡き後も、未亡人寿桂尼と共に、今川家を支配し、今川の勢力拡大を図ってきた。
実は、雪斎と寿桂尼は深い関係にあり、義元は二人の間に生まれた子ではないか、、、と。
もし、雪斎が二人を殺したとすれば、寿桂尼は、自分の腹を痛めた二人の子を犠牲にしたことになる
しかし、戦国の下克上の世では、このようなことは不思議ではない。
二人の兄の死によって、ほとんど可能性の無かった義元が今川家 8代目を継ぐことになったとき、
花倉の御曹司、徧照寺の住持、義元の腹違いの兄、良真が義元に反旗、戦いを仕掛けるのである。
これが花倉の乱である
良真は義元の出生に関わる秘密を知っていたために、今川家を守るべく正義のための戦いであった可能性も出てくる。
弟によって滅ぼされた良真は、義元の夢枕に立って、今川家を救うために、雪斎亡き後の義元の上洛を止める様に再三説得したが、義元は亡霊の兄に切りつけたという
義元が織田信長により桶狭間において、あっけなく討ち取られるのは周知のことである。
以上のことは「駿河の戦国時代」(黒澤 脩 明文出版社)を引用した
今川家の軍師 雪斎は今川の正室 寿桂尼との間に生まれた義元を、今川家9代目を継がせルことには成功したが、義元の死によってその野望は失せることになる。
しかし、雪斎は今川家の人質だった少年、青年時代の徳川家康の兵学、政治、学問の師でもあった。
義元の娘である築山御前を家康の正室に嫁がせ、長男 信康を得るが、織田信長の命により、家康は妻と息子を死に至らしめる
しかし、家康は、やがて、天下を取り、徳川の世となる。
こうしてみると、雪斎の弟子であった徳川家康は、師である雪斎の野望、志を立派に継いだことになる。
しかし、雪斎ほどの人でも、表向きは主人である義元、自分の息子の教育はうまくいかなかったのであろうか?
どこの家庭でもよくあることですけれど、、、
歴史はおもしろいね~
大きな事件にも関わらず、後の史料に記録が無い、、というのは、支配者にとって都合の悪いことであることが多い
だから、いろんな推理も可能になる
モンタ、、わかった?
モンタ わかんな~い!
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コメント
こんばんは!
今夜の風林火山は凄絶でしたねー!正視できない場面もありました。
かなり複雑な展開なので一度では理解できなくて、土曜日にまた、見直してやっと、わかるかな~、というところでございますよ。
俳優さんたちが皆さん、芸達者でこれも楽しみですね。
今度のドラマは見ないでおこうと思っていましたが(切ったりはったりがイヤなもので)内野くん、が素敵なので見る事にしましたワ。
藤沢、花倉城跡など、説明がありましたね!
投稿 なぎさ | 2007年2月 4日 (日) 22時49分
なぎささま
このブログ、丁度良いタイミングにアップしてて良かった。
今川家のことといえば、義元が上洛途上で信長にあっけなく打たれたことくらいしか知らなかったのに、この藤枝に住みだしたため、近所に今川ゆかりの史跡がたくさんあるので、チョット勉強できました。
今川の軍師、雪斎ってお坊様なのに、衣の下に鎧、すっごく腹黒い策士なんです。 でも山本勘助と従兄同士なんですよ。
投稿 ナベショー | 2007年2月 4日 (日) 23時34分