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2007年5月 8日 (火)

幻のお茶

Img_0025syuku

クルメツツジ

 もっとも気に入ってるツツジの一つ、庭の奥まったところにあるので、

 梅とモクレンの木の間なので、日当たりが悪くて、たくさん花をつけない。

 写真撮影も一苦労、、、梅ノ木にもたれて座り込んでも、花との距離が取れない。

 今朝は良い天気、7時過ぎには茶畑に着いたが、凄い朝露、、

 雨具をつけて露払い

 日が照ってきたが、なかなか葉が乾かない

 やっと八時半ころから茶を刈り始める

 製茶の工程を、今までは一日で全て終了するようにしてたが、

 今日からは、夕方に途中の仕掛品を冷蔵庫に貯蔵して、翌日製品に仕上げるやり方似変更した。

 そして、翌日の新たな茶葉の加工と前日の仕掛を製品化する工程を平行させるようにした。

 こうすることにより、一つ一つの工程をじっくりと納得できる手間をかけてやることが出来る。

 加工そのものは、うまくいってるのだが、肝心の茶の香りが立ってこない。

 今日など、遂に素晴らしい香りがしてきたと思ったら、隣の家の夏みかんの木の満開の花からだった。

 お茶に香りがつくというのは、神様の気まぐれみたいなもの、、たまに微笑んでくれる事もある。

 二回目も同じように香りがつくとは限らない、、否、同じようにやっても同じようにならないのである。

 だから、、幻のお茶 なんて言われるのである。

 昔は、今のように設備が機械化、自動化されて、製造条件も標準化されてるので、日本中同じようなお茶しか出来ない。

 しかし、昔は、そうでなかったので、いろんなお茶が出来た。

 その中に、幻のお茶といわれるような香りがあってすごく美味しいお茶がたまに出来たことがあったらしい。

 そのような香りのお茶作りに人生をかけた80歳の老茶師、Kさん、、、

 (「美味しい日本茶がのみたい」 波多野公介著 PHP新書 を お読みください)

 今は脳梗塞のため、お茶作りは昨年から出来なくなった。

 4年前にKさんを尋ねて、お茶作りのお話を聞くうちにKさんの作るお茶の虜になった。

 その中に「王妃」と名づけられたお茶があった。Img_0038syuku Img_0039syuku 一生かかって遂に出来た凄いお茶、10Kg、、、そのうちの2kgはナベショーが飲んでしまった。

 「王妃」と言う名前にふさわしく、上品で高貴な花の香りのする美味しいお茶であった。

 今、残っているのは、この約10Grのみ、、、、まさしく「幻のお茶」になってしまった。

 ナベショーの第二の人生の目的は、老茶師 Kさんのようなお茶を作ることである。

 まあ、60歳ですっぱりと会社を去ったのも、このようなお茶作りがしたかったためで、

 地元のマルミヤ製茶(株)のM社長さんが、そのための実験工場を作って準備してくれたのであった。

 今日の料理Img_0035syuku

 NHK「今日の料理」田口成子さんの「鰹のスパイシー揚げ」と栗原はるみさんのエスニックソースを使った鶏の空揚げをアレンジしたの、、、(妻の料理)

 ああ、ビールが美味い、、料理もね!

 あっ この鰹、この間一本おろして、半分をタタキで食べて、残りを冷凍してあったものだ。

Img_9967syuku  モンタ 皆のいる居間に入れて欲しいよう!

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コメント

奥深そうですねお茶って・・・幻のお茶・・2割をナベショーさんが・・・うらやましい~!

市場には出ないのでしょうが、いくら位するものなのでしょうか?

いつか、ナベショーさんの納得いくお茶が出来たら・・・わけてください~!もちろん・・・買います~!
お小遣いで買える範囲で・・・!(数グラムかな?)


ぽちっと!

投稿: マグロ君 | 2007年5月 9日 (水) 10時11分

老茶師K氏、去年、その方のお話を伺った時、どんな道にも達人・名人・真の職人がいると感嘆しました。

ずっとお元気でいて欲しいですね。
ナベショー様のお茶が、いつかK氏に絶賛される日が来ますように。

投稿: ば~ば | 2007年5月 9日 (水) 13時53分

マグロ君さま
お茶ってそんなに高いものじゃないんですよ。
どんなに凄いお茶で高いものでも、100grで1000~3000円くらいですよ。
もっとも、東京のデパートの有名小売店山○山ではなく、生産地の問屋の直販価格です、、、
しょうもない普通のお茶が、山○山だと、大体3倍になってますね、、、包装だけは超豪華!
ちなみに、K氏から直接買った幻のお茶『王妃」は50Gr1500円でしたが、一般には流通してない。
今年は、ナベショー茶としてマルミヤ製茶(株)からネット販売する予定で、何とか売り物になる美味しいお茶を作ろうと、今日も頑張ってきました。

投稿: ナベショー | 2007年5月 9日 (水) 20時06分

ば~ばさま
その道に人生をかけた名人、、意固地で偏屈、すぐ敵を作ってしまう、、、
ず~と元気で、愛弟子として直接いろいろ教えを乞うはずでしたのに、
それも出来なくなってしまいました。
断片的な師の言葉をつなぎ合わせて、自分でいろいろ実証していくしかない、、、

投稿: ナベショー | 2007年5月 9日 (水) 20時16分

静岡を離れてお茶の味を知ると言われるように、普段何気なく呑んでいるのですが、長野なんかではほとんどほうじ茶や玄米茶なので、帰ってきてから煎茶をがぶ飲みします。
しかし、メーカー品は高いですねとても手が出ません。
幸い知人がやっているので、貰っているのですが、「やぶきた」一辺倒は、また特徴がなくなって味気ないものです。

投稿: オラケタル | 2007年5月 9日 (水) 22時04分

オラケタルさま
他の農産物と同じく、お茶も90%以上がヤブキタ一辺倒、製茶機械も製茶方法も同じ、、、経済性と品質を追求すれば、どの世界も同じなんですね。
同じヤブキタでも、忘れられた昔の製茶方法、他の特徴ある品種、、小量多品種ですが、特徴ある美味しいお茶をもう一度、、という問題意識を持った茶業界の人達はたくさんおり、みな頑張っております。
そういう生産地の問屋から購入すると、いろんなお茶が手に入りますよ。

投稿: ナベショー | 2007年5月 9日 (水) 22時16分

そうなんですか・・・
初めて知りました。
ナベショーさんは、いつか納得のいくお茶を作れますよ。
楽しみにしています。((o(^-^)o))
でも、時間はかかるでしょうね。
無理をしないでね~☆・:.,;*

投稿: MONA | 2007年5月 9日 (水) 22時51分

MONAさま
いろいろ仮説を立てて試行し、出来た! と思っても次は同じようにならず、 神様は二度は微笑まず!
自然条件、葉の成長度、様々な条件がぴったり一致しないと駄目なようです。
何回、いつやっても再現性よく同じ結果が出るようになる技術、
小生の専門、化学工業プロセスからのアプローチが発酵を伴うお茶に何処まで迫れるか!
師にいろいろ教えを乞うても、お茶そのものに聞くしかないね~ って笑うのみ。
もう、やりだして5年目、かなりのところまで行ってるのですが、、、
楽しいでしょう!

投稿: ナベショー | 2007年5月10日 (木) 07時16分

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