里山の春(2)
ミツマタ(三椏、三枝、三又)
大きな石が点在する八十八石を過ぎ、アオキと薮椿が咲き乱れる森林帯の山道を登りきると約500mのビク石の頂上である。
ビク石は各地にあるダイダラボッチの伝説の山である。
大男のダイダラボッチが石を運んで山を作る。
石を採った後が琵琶湖、一休みしてビクから石を落としたところがビク石、出来上がった山が富士山である。
頂上からは静岡の山々が一望、、、黄砂か杉花粉のためか、霞がかかっている。
ビク石から上大沢集落へ下山、、、
昨年、長女と妻が登った時、途中の山道は昨年秋の台風による倒木により、突破するのに苦労したところ
すでに、整備されていた。
杉の植林地や竹林、、、間伐されず荒れ放題になっているため、台風により一本が倒れると、将棋倒しのように、広い範囲にわたって倒れてしまう。
いま、高齢化、過疎化による杉の人工林や竹林の放置が問題になっているが、50年、100年、200年の間には、台風、雪、雷などにより、程よく倒れて、空間が生じて、残った木が大きく成長し、
雑木も生えて本来の森林に再び戻っていくであろう。
麓の山の茶園は、美しく整枝されて、一番茶の新芽が出てくるのを待つばかり
梅が
美しい、、、、へたくそだがウグイスの鳴き声、、あるいはキツツキの木を叩く音!
道端には、タンポポが咲き、両側には梅とミツマタが咲く
ミツマタの花、、ご存知ですか?
春の訪れを待ちかねたように咲く花、
皮を苛性ソーダと煮て、繊維をとり、和紙の原料となる
この上大沢集落は川の両側の山すそに家々が建っている。
山崩れや洪水の危険性があるため、家を捨てて町のほうに出てくる人たちが多い。
ミツマタがたくさんあることから、昔は和紙を作っていたのであろう。
こういうところには、和紙を抄く時に使う糊剤のトロロアオイも見かけることが多い、
ミツマタを原料にした和紙は、今もなお、日本の紙幣に使用されている。
白梅、紅梅、ミツマタ、、、美しく咲いている
今日は久しぶりに良く歩いた
ベニフウキを飲んでるとはいえ、さすがに目が少し痒くなった。
やがて、バスが通る県道に出る
歩数、約35000 ほぼ30kmを歩いたことになる
自宅まで後6km、、、もう少し頑張ろう
モンタ、、昨日のは横を向いてたが、これは正面を!
人気ブログランキングの「花、ガーデニング」部門に参加しています。
一日一回の応援クリック よろしくお願いいたします。
| 固定リンク

















コメント
35000歩というのはすごいですね。
私の記録は11072歩、これでもよおく
歩いた!という1日ですけどねー。
投稿 なぎさ | 2008年3月13日 (木) 22時31分
下山後の里の風景は、何だか日本の里の春って、感じですごく惹かれます!
特にもんた君を含む、下から8番目のショットは
夢の中の景色のよう。。。
とても癒されました!ありがとうございました。。。
投稿 koji | 2008年3月13日 (木) 23時16分
すごい歩いたのですねぇ~@0@
ミツマタのお話前にトロロアオイの時に伺った
気がするなぁ~違うかったかな?
れおぽんは、和紙は牛乳パックで作るけど…
手抜きれおぽんだからねっ!
もんたくん今日は目チカラある映像!
投稿 れおぽん | 2008年3月13日 (木) 23時25分
ナベショーさん、ミツマタの花は家の近くでもほんの少しだけ見かけます。枝がほんとに三又なんですよね。
ここは千里山といって丘陵地で大阪万博で開発された
土地ですが、昔は山林だった証がよ~く観ると残って
います。近年まで梅林や山藤などありましたが、みな
マンションに変ってしまいました。
だから、さながら川合玉堂の絵のような里山の景色が
うらやましくてなりません。
・・・私もそのマンションの住人ですが。。。
さて、モンタくん正面も なかなかの男前!
お耳をピンと立ててシャッター音が聞こえますよ。
投稿 もも | 2008年3月13日 (木) 23時50分
アカバナミツマタは、この時期切り花でよく見かけます。
最近は、竹林の面積増大が温暖化で拍車がかった状態です。
浜名湖で竹炭を使って、水質の汚濁物質をとる実験をしていたことがあります。炭のパワーはすごいです。
投稿 ムシコ | 2008年3月14日 (金) 07時19分
早春の里山歩き、一緒に歩いているような気分で楽しみました。山から下りてみた茶畑の美しさ、ほっとしますね。
茶畑を見て、頭によぎったことがあります。
最近平岩弓枝さんの、長編小説を読破しています。
その中の一冊”おんなみち”生まれた時から、茶畑を見て育った、格式高い茶師の跡取り娘の生涯を書いた作品。ことごとく静岡の茶畑特に”川根”というところが登場します。
こんな風景なのかなといろいろ想像をめぐらしています。
アカバナミツマタ、近くの税務署の前に満開に咲いていました。アカバナミツマタというのですね。
投稿 にりんそう | 2008年3月14日 (金) 08時41分
おはようございます
本来の森林に戻ってゆく過程、予想すごいと思います。
今は問題があっても、後々はナベショーさんのおっしゃる通りになってくれればいいですね。
投稿 hiroko | 2008年3月14日 (金) 08時52分
なぎささま
一日10、000歩、毎日となると、かなり意識的に歩かないと達成できませんね。
一日3~5万歩歩くには、2~3年足の豆と戦いです。
でも、足全体に筋肉がついて、カモシカのような美しい足がサッカー選手のようになります。
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 09時09分
kojiさま
奈良、和歌山の田舎に行けば、美しい里山がたくさんあるでしょね。
柔らかい感じの幻想的な絵のような作品になりました。
日本人にとっての原風景ですね。
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 09時13分
れおぽんさま
トロロアオイの花を紹介した時、和紙の話でミツマタのことも書きましたが、良く覚えていますね~。
いい加減に書いてることもあるので、そのうちぼろがでるかな、、、
トロロアオイを栽培して、竹や葦、セイタカアワダチソウ、、いろんな繊維で和紙を漉く、、、れおぽんさんが凝り出したら、どれくらいブログを引っ張るかな~?
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 09時20分
ももさま
最近は庭に観賞用として植えておられるミツマタを見かけますね。
千里山は緑の中に高層マンションが立ち並ぶ美しい街に変わりましたね。
まだ、千里ニュータウンが出来て、あちこち造成中の昭和40年前後の頃、この辺の田舎を時々歩きました。
すっかり変わって、もうわかりません。
里山の写真、柔らかい日本画のような感じですね。
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 09時28分
ムシコさま
竹の生命力はすごいですね。
どんどん根を這って、ニョキニョキ筍が出てきて、竹藪が広がっていく、、、、
100年かかって竹藪を開墾してつくった静岡の蜜柑山とお茶畑は、おそらく10年後には、もとの竹藪に戻ってしまうだろうと言われています。
農業従事者の高齢化による放棄が原因ですが、定年になった息子がゲートボールとパチンコで、先祖からの畑をやらないのが問題ですね。
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 09時37分
にりんそうさま
大井川の流域が川根です。
大井川の両岸に広がる山々、ほとんどはお茶畑、、川根茶の産地です。
大井川鉄道のSLがJR金谷駅から千頭まで走っていて、さらにそこから南アルプスの麓の井川までアプト式トロッコ電車、寸又峡温泉も近くて、いいところです。
是非、ご主人と訪れてください。
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 09時44分
三椏の花、この周辺でもたまに見ます。
もちろん、庭木で植えられたもので、和紙の原料にはしてないと思うのですが・・・。
始めはなんの花か分からず、お庭の持ち主に聞いてみたんです。
最近こうした話しかけが平気になり、そのことから知り合いのようになって、散歩しながら挨拶するのも楽しみです。
投稿 ば~ば | 2008年3月14日 (金) 10時11分
ミツマタ・・・始めて見ました~
小学校の社会の授業で 出て来たのを思い出しました~
懐かしい~
有名な産地は・・・?四国の方だったような記憶が・・・?
ぽちっと!
投稿 マグロ君 | 2008年3月14日 (金) 10時36分
ば~ばさま
ミツマタの花、、初めて見る人には、蜂の巣みたいな花、何だろうって思いますね。
庭でお花の手入れしてる人に話しかけるのも楽しいですね。私も種や苗をしばしばいただいたり、花の写真を撮らせていただいたりします。
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 11時25分
マグロ君さま
ミツマタの栽培、和紙の製造では愛媛県の四国中央市新宮が有名ですね。
他にも、いまも伝統的な和紙やその工芸品を作っている地方の町が全国に在ります。
小学校の授業で、わら半紙は洋紙か和紙かという先生の質問に、和紙と答えて馬鹿にされた思い出があります。
半紙だから和紙だと先生はいう、、、おかしいね!
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 11時37分
hirokoさま
昨夏、南アルプスへ行き、幅600mの幅の倒木帯を12時間かかって突破した人の話を聞いたり、兵庫県で数十kmに渡る台風の風の通り道の延々と続く倒木帯を見て、そう思いました。
100年どころか数十年の単位で自然は元に戻ると、、、
日本人が1000年以上かかって作り上げた日本の田園風景が、この十数年でどんどん休耕田になり、元の野原、沼地、森林に戻っています。
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 11時46分
ムシコも一年に一度草刈りに田舎に帰ります。
先日、某評論家が食の安全から、定年後の団塊の世代がまた開墾して農業すればいいという無責任発言がありました。
元に戻すには、暇つぶしではできないほど、田と山は荒廃してきています。
投稿 ムシコ | 2008年3月14日 (金) 19時19分
ミツマタの花、こちらでも咲いています。
里山の春ですね~
梅・・・桃・・・桜と
若葉が芽生える数日間、山全体が柔らかな薄緑色のグラデーションと遅咲きの桜の薄桃色に包まれる。
その時、息をのむように美しい!
投稿 MONA | 2008年3月14日 (金) 22時20分
ムシコさま
水田と山の荒廃というか、100年、1000年前の自然の姿に戻っていく、、、これはもう止められないでしょう。
しかし、たとえ暇つぶしであろうとも、団塊の世代、定年退職者が、都会から過疎化する故郷に帰り、あるいは田舎に移住して、土や山に親しみ、ささやかに畑を耕し、村人と親しく交わることが、どれだけ、田舎の人々にとって希望と力になり、地方の活性化のきっかけになるか、、、そうは思いませんか?
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 22時48分
MONAさま
遅咲きの山桜と山全体の薄緑のモザイクのようなグラデイエーション、、、その美しい景色を、是非写真に収めたいと思っております。
投稿 ナベショー | 2008年3月14日 (金) 22時52分