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2008年3月 9日 (日)

浅田次郎さん

2008_03_05_113syuku

先日、義母の米寿のお祝いで、妻の兄達、姉妹達が集まった。

そのとき、立派なシンピジュームの鉢植えをいただいた。

部屋の中での鉢物の管理は極めて苦手、、直ぐに枯らしてしまうことが多いが、このランはそういうわけにはいくまい。

しかし、こうして撮ってみると、なかなか美しい花ですね。2008_03_05_124syuku

作家 「浅田次郎」氏が「中原の虹」で第42回吉川英治文学賞を受賞された。2008_03_08_025syuku

1995年に「地下鉄に乗って」で吉川英治新人賞

1997年には「鉄道員ポッポヤ」で直木賞

2000年には「壬生義士伝」で柴田錬三郎賞

映画化されたのも多く、ナベショーの大好きな作家の一人である。

「鉄道員ポッポヤ」では、高倉健、末広涼子が共演

末広涼子の演ずる少女の顔が忘れられない

「壬生義士伝」は中井貴一が、、

どの作品も、作者の優しさが伝わり、心温まる余韻の残るものばかり、、

中でも「天国までの百マイル」はもっとも感動した作品

読みながら胸が迫ってきて涙が止まらない

新幹線の中で、クチャクチャになった顔をどうしょうか、、と困ってしまった。

妻が読んで、さらに、妻の友人達、、どんどんと回し読み、、、皆感動の波、涙だった。2008_03_08_029syuku

ブログの読者であるchobingon さまのお奨めである「蒼穹の昴」と「中原の虹」

大作なので、躊躇してたが、まず「蒼穹の昴」を読み終えた。

清朝の西太后時代の宦官と進士の物語、、日清戦争の頃の時代、中国の将軍、李鴻章など名前を知る人物

最後のほうには、少年だった毛沢東も登場する。

列強各国によって侵略を受ける清朝の状況などの時代背景も興味深い。

その続編とも言える「中原の虹」

西太后、袁世凱、張作霖、などが活躍、やっと第二巻を読み上げた。

後、三巻、四巻が楽しみ!

浅田次郎氏は裕福な家に生まれたが、父親が事業に失敗、少年期に一家離散

高校を出て自衛隊に入隊、除隊後も職を転々、、、35歳で作家としてレビュー

氏曰く「妙な育ち方をし、いろいろコンプレックスを持っている。それが自分の核になって小説を書いています・

辛くて悲しい不幸な半生の末、作家となった藤沢周平氏とも通ずるところがある。

藤沢周平氏、曰く、、「私は悲しい不幸な人生の貯金の利子で小説を書いている」というような意味のことを語っておられる。

浅田氏、藤沢氏の作品にある共通した「人への限りないやさしさ」は、彼らのあまりにも辛い人生経験から来るのであろう。

浅田次郎や藤沢周平の作品が、次々と映画化、あるいはTVドラマ化されている。

今の時代があまりに辛くて悲しいことが多い故、彼らの作品から多くの人が感動と癒しを感じるからでしょうか。

今の時代を生きる若い人達、、辛いこと、悲しいことがあまりに多すぎる

鬱により心を病んでいる人も多い。

あの辛い体験があったから、今の自分があるんだと、、、

それを糧にして、バネにして生きぬいて欲しいと願う。

先日買った紅イサキ、、、薄塩にしてあったのをムニエルにした。2008_03_08_015syuklu 2008_03_08_016syuku                                 

何て美味しい魚なんだろう!

モンタはImg_7933syuku 威張って見下ろしてる、、                                   

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コメント

美しく気品がある花ですね。88歳の米寿のお祝いに相応しい
人の人生って様々ですね。ナベショーさんのように定年60前後で
好きな事をしないと。
男性の人生は女性より短いですよね。
浅田次郎さんのように、辛い人生があったからこそ、
花が咲くんですね。私もまだまだこれから頑張ります!!

投稿: cchiyochiyo | 2008年3月10日 (月) 02時10分

お父さん、お久しぶり!!
今週は先週の倍、仕事が入ってた。
来週はその倍。お休みは今日の午前中だけ。
毎日時間との追いかけっこです。
英語で時間が飛ぶ、というフレーズがあるんだけど、まさしく飛んでいきます。走っても追いつかない。ジェット機のように飛ばないとね。

また写真撮る時間なかった。いつも現場であっ!忘れた!なんだよ。ごめんね。

お花の写真、心が癒されるね。
天国までの100マイル、涙でぐちゃぐちゃになっちゃったよね。また良い本が読める時間のゆとりができるといいなあ。

投稿: LAの次女 | 2008年3月10日 (月) 03時15分

美しいシンビジュームにうっとり・・・。
LAの次女さんのお元気な様子に、私もエネルギーをいただきました・・・。私って、変な時間に寝てしまい、LA時間に活動しています・・・。
先日、恩師や友人の勧めで玉岡かおるさんの「お家さん」と、「天涯の船」を読破したところです。
「24」やハーレクインロマンスなど軽く、金髪・青い目になった気分で読む本と違い、『篤姫』の後の時代のお話に引き込まれました。
さあ~今度は、ナベショーさんおすすめの新田次郎さんです!
ワクワクします!!

投稿: viviel | 2008年3月10日 (月) 03時25分

なんだか、似た内容のものを以前なべしょーさんのブログで
絶対読んだ記憶があって遡って探しちゃいました。

たしか『室生犀星』のくだりでもそうでしたね。
その時、負の貯金が多ければ…利子が…とありましね。

れおぽんはナベショーさんのように読書はあんまりしないのですが…
たまに読むと結構涙出てくるほうですよ。ほんと!

投稿: れおぽん | 2008年3月10日 (月) 07時51分

小説・・。駄目なんです~

人生読みきった小説は・・・新・里見八犬伝、上・下2冊のみ!

寂しい人生ですよね~

ビジネス書は、無理やり読んでますが・・・

元来、字が嫌いなんですね~

コノシロ・・・美味しそう~!

ぽちっと!

投稿: マグロ君 | 2008年3月10日 (月) 09時41分

藤沢周平の作品は大好きでよく読みました。
浅田次郎の生い立ちと共通点があるのですね・・・。
浅田さんの作品まだ読んだこと無い私です。早速”天国からの百マイル”から読んでみます。
今、”うつ”という言葉を良く耳にします。まるでファッション語のように。
今の時代生きている若い方たちどうしてそんなに辛いこと、悲しいことが多いのですか?こんなによい時代に生きているのに・・・。鬱にうちかつ位の強い心を持つことできないのでしょうか。
こういう話を聞くたびに胸が痛みます。
それに比べるとナベショウサンのLAの次女様の、なんと溌剌とした生き方をされているのでしょう。心救われます。
そしてお写真のシンビランの美しさにも心洗われています。

投稿: にりんそう | 2008年3月10日 (月) 10時18分

編集者だった頃は、まるで活字中毒のように、いろんな本を読み漁りました。

反動でしょうか、編集者を辞めてしばらくは本を見るのもいやで・・・。

最近は、以前に買った膨大な書物を整理方々、読み直したりしてます。
ゆっくり読んでいると、以前と違う感想に驚くことがあります。

投稿: ば~ば | 2008年3月10日 (月) 11時20分

cchiyochiyoさま
人生50年と言われた一昔前と違って、平均年齢80歳近くまで生きるとなると、定年後の20年をいかに生きるかは大問題、気力も体力も落ちてくるなかで、介護されないで往生したいですね。
三浦雄一郎氏や彼のお父さんなど素晴らしいです。
人生だから、いいことも悪いこともいっぱいあるだろうけど、死ぬ時に、世話になった人達のお礼を言い、まあまあの人生だったな~と思えればベストとおもってます。

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 13時13分

LAの次女さん
お久しぶり、、、
身体一つで、一週間7日で、仕事が倍々、、それじゃ~お休みする間がないよ~
今が一番仕事が楽しい時だろうね。
料理の写真、、忘れないでお願いだよ~camera
一年前に帰国した時、「天国までの100マイル」を読んだんだね。

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 13時21分

vivielさま
あっ 夜中の3時過ぎですね~
もう一度、夜明け頃に眠るんですか?
玉岡かおるさんの「お家さん」「天涯の船」
良さそうですね、「中原の虹」を読み終わったら読もうかな。
新田次郎、、浅田次郎と一字違いだ、、

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 13時43分

れおぽんさま
原文が載って本がどれだったか、ページめくっても見つからない、、そういう意味なんです。
作家が生涯かけて書き上げた作品を、1000円前後で買って読めるんだから、こんな安いものは無い。

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 13時47分

マグロ君さま
妻から、子供に漫画やTVばかりでなく本を読め、、と言ってる貴方の鞄の中に、「週間新潮」しか入ってないのは如何に?
と言われて、そうだな~、、と反省したのが40歳前後、、
それ以来、出張、通勤、単身赴任、、時間はたくさんあるので読み始めました、
定年退職したとき、千数百冊をダンボールに詰めて自宅に、、、

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 13時55分

にりんそうさま
藤沢周平氏の作品はいいですね。
60数冊、、夢中で読みました。
「うつ」、、、一昔前と異なり、特にIT化とバブル以後、会社の仕事量とスピードが確実に数倍以上、ノルマ、結果、数字を短期に要求し、要求され、限りなきコストダウンのため施策、リストラ、、、皆がイライラ、ストレスが多い中で、
上司との関係、仕事、病気、健康、家族、一つなら耐えられても、ダブル、トリプルで深刻な問題に遭遇すると、相当タフな人間でも長期にわたる極度のストレスによる鬱病になってしまいます。
子供を取り巻く学校や友達、家庭の状況もそうですね。
若い人は、最近まで続いた就職の超氷河期、、、かわいそうでした。
物質的な豊かさは獲得したけど、日本の社会のゆとりとか心の豊かさとか、かってない酷く貧しい状態になってしまった、、、、、
そういう社会の中で、あえて、遊びのスローライフを生きてるんですけど、、

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 14時13分

藤沢周平、浅田次郎は私も大好きな作家で、図書館へ行って借りまくっています。
二人の作品は心にいつまでも残るものが多いですね。「天国・・」はタオルを濡らした事を覚えています。
ナベショーさんのお料理は地に着いたものが多く「今日作ってみよう」と思わせるお料理です。ちょっと揚げ物が多いかな??と思うのですが、お若い証拠ですね。楽しみにしています。お料理をしてくれる御主人が羨ましい限りです

投稿: rubii | 2008年3月10日 (月) 16時16分

キャ~やっちまいましたわ~!!
さっき、本屋で一生懸命新田次郎を探しました。
氷壁じゃあるまいし・・・。
見つかりません・・・・・。
ひょっとして~と浅田次郎さんを探しました・・・・。
天国までの100マイルがありません・・・。
中原の虹も2から・・・・ウ~ンそうなると、
100マイルを他の本屋さんかブックオフに探しにいきます!!
そうなんです・・・。私~4時から6時過ぎまでもう一度・・・。

投稿: viviel | 2008年3月10日 (月) 16時58分

rubiiさま
藤沢周平、浅田次郎、他には山本周五郎、乙川優三郎氏の作品もいいです。
乗り物の中で本読みながら胸がジ~ンと迫ってきて涙ぽろぽろ、、というのも困ったものです。
僕の料理は母親の料理や居酒屋で出る普通の家庭料理なんで簡単素朴、、、やはり揚げ物が多いですね。
好きなんです!

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 20時29分

vivielさま
やっぱり、、、そうでしたか!
一字違いですからね~
新田次郎の山岳小説、、大好きです。
アラスカ物語、孤高の人、芙蓉の人、、、みな感動しますよ!
中原の虹、、、吉川英治文学賞を受賞した直後なので、誰かがさっそく買ってしまったか!
その前編とも言うべき「蒼穹の昴」を先に読んだほうが良いと思います。
これも単行本で4冊ですが、素晴らしいですよ。
天国への百マイル、、どこかの本屋にあるでしょう。
また、夜更かししますよ~。

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 20時36分

こんばんは。シンビジューム、ランは夏越えて次の年も咲くととっても嬉しいですね。

僕は週5冊は本読むようにしてます。

歴史物が好きで、武田信玄、勝頼、毛利元就、真田。

地味に武田信虎の本読んで見たいんですよね。

信玄って武将が神格化されてるせいで?、信虎、勝頼の評価が低いですね。特に信虎。

投稿: トモ | 2008年3月10日 (月) 20時42分

トモさま
週5冊とはすごい読書量ですね。
私も歴史小説が大好きです。
ある過酷な時代背景の中での主人公の生き様を、自分の半生と重ね合わしながら、、、、
歴史は勝者によって作られるところが多いので、作家の自由な発想と想像力によって書かれる新しい解釈、人物像など楽しいですね。

投稿: ナベショー | 2008年3月10日 (月) 22時18分

お久しぶりです!
私事で気分がとっても滅入っているときなのですが、ナベショーさんのブログで元気をいただいています。
今は読書できる状況ではないのですが、早く元気になってナベショーさんのように、いきいきとした生活が出来るように頑張らねば、と思っています。

投稿: chobingon | 2008年3月11日 (火) 10時39分

chobingonさま
いい本をご紹介くださりありがとう御座いました。
「中原の虹」あと3巻、4巻です。少しずつですがわくわくしながら読んでいます。
元気になって、またいい本を紹介してください。

投稿: ナベショー | 2008年3月11日 (火) 13時23分

ば~ばさま
今は以前より読書のペースは落ちてますが、書架に並んでる本を見て、自分の人生の遍歴を思い起こしています。
身体の自由が効かなくなって、家にいることが多くなったら、再度読み直そうかな、、と大切に保存しています。

投稿: ナベショー | 2008年3月11日 (火) 23時45分

はじめまして。「ねころくっ!」というブログをやっています、きみどりと申します。

浅田次郎さん、との題名に惹かれてふらふらと遊びにきてしまいました。

拙ブログは、名前の通り、猫6匹と、犬1匹、その他、保護猫多数(保護ボランティアをちょっとやってるので・・)登場の、猫ブログなのですが、実は、私もちょっと、本オタクです。
漫画から、歴史物まで、をモットーに、乱読三昧です。

浅田次郎氏は、私も大好きな作家で、最初は、ぽっぽやで、「う~ん、いいけれど、きれいすぎる・・?」と思っていたのですが、とんでもない。長編のすごいこと。圧倒されました。

そして、私の絶対のお勧めは、エッセイです。
「勇気凛々、ルリの色」シリーズは、もう、最高!
お読みになりましたか?
もし、まだでしたら、是非!

浅田氏も、実はすっごい猫好きなんですよね。

初めておじゃまして、うんちくたれて、すみません。
でも、本の話、したくって!

拙ブログにも、是非遊びにいらしてください。
本の話はほとんど載せていませんが、「趣味の話」という記事で、ちょっと触れ、マイリストに最近読んだ本、というのを作りました。

面白い本など、教えていただけたら、嬉しいです。

そうそう。モンタくん!
うちの、ももたによく似ています、と、いうか、ももたに迫力つけたらこうなるって感じ。
名前も似てますね!

では、またお邪魔させてください。

投稿: きみどり | 2008年3月12日 (水) 01時36分

きみどりさま
こんにちは
きみどりさまのブログ さっそく拝見、、なんとモンタの兄弟がいる!
ちょうど、左右対称、、顔の黒白のゲゲゲの鬼太郎の髪の分け方まで一緒!
名前まで一字違い、、、
でも、たくさんのニャンコ達ですね~
浅田次郎氏のエッセイ集、、まだ読んでません。
是非、読んでみますね。

投稿: ナベショー | 2008年3月12日 (水) 06時56分

はじめまして。
私もやっと読むことが出来ました。
優しさに溢れた本でした。
私はマリさんが大好きでした、あんな女性憧れちゃいます!

投稿: nadeshiko | 2008年9月 3日 (水) 22時54分

nadeshikoさま
こんにちは
マリさん、、ほんとに優しい女性です。
最後の、主人公の妻と会う場面、、涙無くしては読めませんね。

投稿: ナベショー | 2008年9月 3日 (水) 23時09分

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