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2009年2月22日 (日)

孤高の老茶師 小柳氏

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サクランボの花

園芸品種のサクランボ

園芸店で買った苗木

庭に植えたら、花を咲かせた。

普通の桜より、早く咲く

赤い実を付けるが、市販の超高級品のサクランボみたいな大きく立派ななのではなかった。

間もなく、ヒヨドリの目に留まるところとなり、鈴なりのサクランボが一夜にして全滅!

数年後、木も根元に虫が入って枯れてしまった

この写真のサクランボの花は、ご近所の庭のもの、、

早くも咲き始めた。

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普通の桜の花よりも、雄しべの先端の花粉Img_2905_sp0000 がはっきりと目立つ     

河津桜の華やかな美しさには及ばないが、梅の花が終わりかけた頃に咲く早春の花として楽しませてくれる。

ちょうど7~8年前になろうか、、、

ぼくがお茶に興味を抱き、地元に住む老茶師の小柳さんを訪ねたのは、、、

香りのお茶作りをライフワークとし、藤枝のお茶「藤枝かおり」(品種 藤かおり)の育成とその釜入り茶の製法にこだわり続けた。

頑固でこだわりが強い故に、必ずしも地元のお茶業界に理解されたわけではなく、孤高の人であった。

ぼくがお茶の世界にノメリ込んだきっかけは、小柳さんの理解者マルミヤ製茶さんで小柳さんの作るお茶を飲ませていただいたことである。

いわゆる、普通に言う高級茶ではない。

品質から言うと、不合格、規格外れのお茶かも知れない

○○大臣賞をとる最高品質のお茶を、鯛やヒラメの刺身に例えるならば、小柳さんのお茶は「マグロのトロ、カツオのタタキ、サバやイワシの刺身、、」だろうか、、、。

ぼくは、単身赴任の間、帰省するたびに小柳さんを訪ねて、彼のこだわりのお茶作りの話をお聞きした。

小柳さんの幻のお茶、、もっともたくさん味わう幸運に恵まれたのはナベショーではなかったか!

自分なりに見様見真似、試行錯誤で、少量でお茶づくりもやった。

5年前の3月末、小柳さんが脳梗塞で倒れて入院、

一か月で退院したものの、手足が麻痺、言葉も自由に話せなくなった。

5月の八十八夜のお茶作りが出来無くなって、僕がGWの休暇の間、小柳さんの指示のもとにお茶作りを手伝った。

その後、時々は小柳さんを訪ねていたが、この二日前に久しぶりにお会いした。

小柳さんは週二日、義母と同じ介護センターのデイケアーに行っている。

麻痺した右手の代わりに左手で筆を取り、自作の句を半紙に書いてリハビリを行う日々。Img_9868_sp0000_2

半年前にお会いした時よりも、言葉もかなりスムーズに出るようになり、お元気であった。

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彼は、生涯を香りのお茶作りにこだわり、新しいコンセプトのお茶の賞であるフロンテイアコンテストの金賞、銀賞を取っているImg_9872_sp0000                      

PETボトルのお茶の普及、、欧米での緑茶ブーム、日本での従来のオーソドックスなお茶離れ、、、、

小柳さんが生涯こだわり、求め続けけた新しいコンセプトのお茶は、必ずこれから注目されてくるに違いない。

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以前は捨てられていたマグロのトロ、今は超高値の最高の人気

真に、消費者が美味しいと思うお茶、さまざまな個性と特徴あるお茶が作られて、販売される時代が、間もなく来るのではなかろうか!

地方の造り酒屋のお酒と同じように、生産者の顔が見えるお茶であってほしい。

小柳さんは、83歳、、まだまだ元気でいて欲しいものである。

今日は義母の89歳の誕生日、、買ってきたショートケーキに89本も蝋燭を立てるわけにはいかないので、3本たてた。

自分で息を吹きかけて火を消す、、、これImg_2923_sp0000 が出来なかったが、、

Img_2924_sp0000 モンタ、、誰ににらみを利かせてるんだろう

今日も、「花・ガーデニング」部門

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コメント

小柳さんの左手での書に涙しています。
存命であれば81歳の父を懐かしんで・・・。
最後は両手両足きかなくなり、のどにも穴が開けられ、
かろうじて利いた左手につけた割りばしで、ひらがな表をポイントしながら冗談を言っていた父を・・・。

投稿: viviel | 2009年2月23日 (月) 02時38分

Kodawatte, kodawatte, dokomademo shinnnen wo tsuranuku hito, kouiu kataga daisuki desu.
Donna kurou nimo makenai, subarashii. Mune ga atsuku narimasu.

Kouiukata ga irarerukara oishii ochaga itadakerunodesune.

Wakete itadaita ocha no oishii koto!!
Saikinha, mainichi, oshigenaku oishii ocha ga nomerunoha nabe-sho san no okage desu.
Sono oishii ocha no haigoniha Koyanagi-ou ga irashitano desune.

投稿: M.K. | 2009年2月23日 (月) 07時51分

おはようございま~す♪ナベショーさま
毎日同じお気に入りのお茶にしていましたが
最近 その日のお茶があることに気がつきました。
まだどんなお茶がいいのか判りませんが、これから試行錯誤です。
 
交信中ですって♪ 

投稿: キュリー | 2009年2月23日 (月) 07時57分

素晴しい内容のブログを読んで感動しています。
このところ持病の再発そして、薬の副作用で糖尿病と診断され、いろいろな検査検査の毎日、気がめげていました。
それでも体が動けないわけでない、何処へでもいけるし、この方に比べたら比べ物にならないくらいの私です。
こんなことで負けられないって励まされました。
素敵なブログをありがとうございました。

投稿: にりんそう | 2009年2月23日 (月) 08時24分

おはようございます

何て表現していいのやら。。。
83歳の小柳さんに感動や励ましを頂きました。利き手じゃない左手で、しっかり書かれた文字と句の文章。。。信念を持って気持ちを持続された方の言葉の重みを、有り難く読ませて頂きました。長年お茶作りでしっかりと手を使われて来られたからこそこの文字や句が書けるのでしょうね。
ナベショーさん ありがとうございます。
普段、普通にしていることを考えないと~
正統派ネコ姿のモンタ君クロ目が見えないよ。

投稿: ムックのお母ちゃん | 2009年2月23日 (月) 09時03分

左手で書かれた書のなんと素晴らしい感動をもたらすことか。

文字の美しさもですが、内容の豊かな言葉・・・心打たれます。

トップの viviel様のお父様同様、わが母も脳梗塞から嚥下困難、排泄困難になり、喉に穴を開けたり人工肛門になって・・・でも88歳まで頑張りました。

動作に支障が出ても、こんな言葉を書に出来る・・・長生きしていただきたいですね。

小柳師匠も、ナベショーさんのお義母様も~(祈)。

投稿: ば~ば | 2009年2月23日 (月) 09時15分

お誕生日おめでとうございます。
もんたくん…『ケーキくれない!』って
怒ってメールしてきましたよぉ~
『今日は、絶対ヘン顔してやる!』って
意気込んでいましたぁ~
ちゃんと実行しているところがもんたくんですね~

小柳先生、立派だとココロより思いました。

投稿: れおん | 2009年2月23日 (月) 09時23分

●小柳さんの書、ひとつひとつ、読ませていただきました。
また、いつか、拝見させてください。
ナベショーさんのブログで
ガーデニングという囲いにとらわれない
植物、野菜、お料理、旅、人とのふれあい、
モンタくん等々、
お人柄をしみじみ感じています。
わたしもそうありたいと念じているのですが
なかなかステージがひろがりません。


投稿: るな | 2009年2月23日 (月) 11時06分

眼光鋭くナベショー家を守るモンタ神。

投稿: モンタファン | 2009年2月23日 (月) 14時42分

小柳さん右手が不自由になっても、前向きに生きている姿は強くもあり、頑張ってる姿って素晴らしいですよね。
それに、ほのぼのする字、どんな上手い人の書よりも価値ある書ですね。
おばあちゃん、誕生日おめでとうございます。
にゃんにゃんにゃんの猫の日ですね。もんたくんの日でもありますよ

投稿: kawazuzakura | 2009年2月23日 (月) 17時34分

お義母さん、お誕生日おめでとうございます。
89歳って事は大正9年生まれですか?
私の父は大正9年3月生まれなので もう時期 満89歳です。超難聴で 前立腺癌の治療、血圧、・・・・と タクサンの薬を飲んでいますが 本人曰く「耳が遠い以外 どっこも悪い処はない!」血液検査の結果だって 医者が 「腎臓、肝臓 の数値が 高いけど この年だから・・・・」  足も 大分、怪しげだけど 毎日 散歩しているし 食べる方は ストップをかける位だけど昼間、一人が寂しくて 寂しくて・・・ 年を重ねる事は ・・・って考えちゃいます。
小柳さんの様に 生きがいがあるって 素晴らしい!
利き手じゃないとは 思えない書、短歌からも お茶に掛ける情熱が 伺えますもの。
こういう生き方の先輩をみると 頭が下がります。 

投稿: シーちゃん | 2009年2月23日 (月) 19時37分

こだわるって素晴らしいことですね。手の自由が奪われても,いきいきできる力がありますね。こんな方のお話が聞けるってうらやましいです。
モンタ君,今日はケーキのお皿をペロペロしたかしら。

投稿: tirokluro | 2009年2月23日 (月) 19時54分

vivielさま
お父様も、そんなに大変だったのですか、、、
左手につけた割りばしでひらかな表を指して、冗談を、、、
自分がそのようになった時、どのようにふるまえるか、自信がありません。

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 19時56分

M.Kさま
信念を貫き、こだわりをもって生きていくことは、周囲の人たちとの軋轢、葛藤が伴います。
そして、孤独、孤立に耐えて生き抜く強さがいる、、、
人それぞれ、自分らしく生きた結果ガ、今の自分、
それを良しと肯定して今後の残る人生を生き抜きたいものです。
毎日美味しいお茶がいただける、、幸せなことです。

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時16分

キュリーさま
同じお茶でも、その日の体調、何を食べたか、お水は、、気分は、、で美味しさが異なるものですね。
気分がハイな時は藤枝かおりのような個性あるお茶を飲みます。
モンタ、、宇宙と交信中

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時20分

にりんそうさま
人生の大先輩達の生き様、、、励まされます。
もし、自分がそのようになったとしたら、若い人たちの励みになるように、しっかりと立って生きていけるだろうか、、といささか不安になりますが、、、。

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時28分

ムックのお母ちゃんさま
利き手でない左手で、よくぞ書けるものだと感心します。
字体も句も素晴らしいですね。
日本のお茶業界では、知る人ぞ知る有名な方、さすがだと思いました。
モンタ、、時により黒目がどこかに行ってしまいます。

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時34分

ば~ばさま
自分も後何年かすれば、老いや病と闘う、、いや、付き合っていく人生が待っています。
今の状態がず~と続けばいいのですが、そうはさせてくれないでしょうから、その時、どにような生き様(死に様)が出来るのでしょうか、、、、
大きな課題ですね!

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時40分

れおんさま
ケーキは要らないから、たまには、もっと美味しい上等のカリカリを食わせろ、、て言ってます。

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時42分

るなさま
いろんな話題のブログなのですが、花の写真をメインにして、日常のたわいない生活を書き綴る中で、、平凡な生活をドラマテイックに演出して、楽しむこと、、、
会社時代は、なかなか制約もあって、とび跳ねることができませんでしたから、、

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時51分

モンタファンさま
そう、ナベショー家の守護神なのであります。

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時52分

kawazuzakuraさま
倒れられて、数年は、かなり落ち込んで、気持ちの上でも弱っておられるようでしたが、今は書を左手で書き、リハビリに励んで、頑張っておられる姿、こちらも励まされます。
2月22日、、にゃんにゃんにゃんの日か、、なるほど

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 20時59分

シーちゃんさま
義母は89歳、大正9年生まれです。
お父様と同年ですね。
たぶん、90歳、、、まだまだ元気かも知れないね~って言ってます。
長生きするということは、自分の親しい人がどんどん亡くなって、自分だけが取り残されること、、それが一番寂しいことでしょうね。
強い意志と気力がなければ、なかなかこのようには生きられませんね。

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 21時10分

tirokluroさま
このような方が近くに住んでおられて、親しくお話を聞いたり、お茶のことを学んだり出来たことは、ほんとに幸せでした。
モンタ、、もっと美味しいカリカリを食べたいって言ってました。

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 21時14分

感動のブログでした。小柳さんの書も書かれた内容も前を向いて生きておられることが伝わってきました。
涙して読ましていただきました。
最後にムックに癒してもらいました。ありがとう!

投稿: めーちゃん | 2009年2月23日 (月) 22時09分

めーちゃんさま
やはり、何かにこだわり続けて人生を生きてきた人、素晴らしいものがあり、私たちを励ましてくれます。
小柳さんのことをブログに紹介出来てよかった!

投稿: ナベショー | 2009年2月23日 (月) 22時58分

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