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2010年8月28日 (土)

南アルプス聖岳登山(3)

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いよいよ今日は聖岳頂上に!

昨夜の雨は夜半には止み、見上げると満天の星空、、

と期待したけど、空の半分はガス、、そして、ちょうど満月、

残念でした、、

大学生の男女6人のパーテイー、もう4時過ぎには、テントを撤収して、出発して行った。
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テントの中で朝食も取ってたから、まことに手際良い。

僕も3時には、目覚めてた、、、昨夜7時には眠ってたから十分睡眠!

4時に起きて、 湯を沸かし、五目御飯を!

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梅シロップ原液を薄めて梅ジュース、テイーバックでナベショーのお茶、ポカリスエット粉末を水に溶かし、それぞれを500mlのペットボトル2本ずつ、、計6本

これが今日の飲み物

妻のザックに二人分のゴアテックスの雨具、昼食のメロンパンと餡パン、飲み物を入れて、僕が背負い、妻は手ぶら、、、

今夕も、この場所でテント泊なので、テントはそのまま、、、

今日は標高差800mの聖平と聖岳頂上を往復するだけ

空も明るくなり、昨夜の強い雨が嘘のよう、、、

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なだらかな聖平の木の踏み板を進む、、、

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間もなく、左手、茶臼岳、上河内岳から下ってきた道との分岐点

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登山道を右に折れて、いよいよ聖岳山頂を、、少しだけ、山頂が見えてるね!

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空は快晴、、山の谷合はうっすらとガスが立ち込めて、美しい

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お花畑は眩しい朝日に照らされて、、、、

でも、この青い花は全部、トリカブト

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カモシカも猛毒のトリカブトだけは食べないから、増えるんだね~

日光キスゲは絶滅したらしい、、、

お花畑の中の登山道をどんどん登っていく

正面は2604mの茶臼岳、、右は仁田岳

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僕が十数年前に、初めて登った南アルプスの高い山。

畑薙第二ダムより標高差1500mの急登オンリーのしんどい山である。

おおっ!

眼前に、遂に大きな聖岳が姿を現したぞ!

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左手には、2818mの兎岳

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登るにつれて、だんだん、大きくなってきたよ!

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側でテントを張ってた千葉から来た男性、、25kgのザックを背負ってゆっくりと一歩一歩登っていく

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ここは2662mの小聖岳

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頂上まで、あと351m

この険しい絶壁の尾根道を歩くのだろうか、、、、

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もう、頂上は、すぐ目の先、、、

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着きそうで、なかなか着かない、、、、でも、あの上だね~

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遂に3013mの聖岳(前聖岳)山頂、、今まで隠れてた3120mの赤石岳が大きく眼前に!

360度の展望!!!

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美しい富士山

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2803mの上河内岳と2604mの茶臼岳、

その二つの山の間に見えるなだらかな小無間、大無間山

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南アルプス深南部の代表的な山で、プロかマニアしか登らない、、、

一度登ったが、鋸刃という数百mの険しいアップダウンの繰り返し、足がガクガク、

それを往復、、、、もう一度登りたいとは思わない、、、

赤石岳(右)から谷の「百間洞山の家」を経て2819mの大沢岳(左)

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千枚岳、荒川三山、赤石岳、大沢岳から兎岳を経て聖岳に至る縦走は、一度は実現したいコースである。

2978mの奥聖岳、さらに右が東聖岳

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奥聖岳からの赤石岳山頂のアップ

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赤石岳の向こうに千枚岳、荒川岳が見える。

昭和61年、皇太子の浩宮様がさわら島を起点に千枚岳、荒川岳、赤石岳を縦走されたことから、プリンスルートと呼ばれて、もっとも人気の縦走路である。

妻と長女を連れて、同じルートを縦走し、赤石岳山頂に見える赤石避難小屋に泊ったことがある。

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さわら島から赤石岳を一気に登ってきた若者が、避難小屋で高山病のため、「苦しいよ~、苦しいよ~」と一晩泣きながら苦しんでた。

左から上河内岳、茶臼岳、仁田岳、易老岳、そして百名山の一つ光岳(テカリダケ)

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昔、雨の中を、茶臼小屋から茶臼岳、光岳を一日かかって往復したことがある。

ゴアテックスの雨具を着て、深い樹林帯の稜線を黙々と歩いた、、、、展望は皆無、、、

途中、麓から険しい沢を登り、三日かかってやっと稜線に辿り着いたばかりの3人の若者に出会った。

これが南アルプス南部の山の魅力の一つなんですが、、、って。

以前は、いつ登っても、雨ばかりだった、、、

空を見上げると、ヘリと旅客機

尾翼が赤いのでJALかな、、

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羽田からの広島便の飛行機は、南アルプスの上空を飛ぶので、出張の時は眼下の景色が楽しみだった。

10月~11月、頂上は雪、その下は紅葉、下界は霧の海、、、朝日に照らされたコントラストが美しかった。

この景色を見たさに、進行方向の右側の窓際座席はすぐに満席

山の天気は変わりやすい。

雲も出てきて、ガスも下から上がってきたので、昼食を食べて山を下る。

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聖平と聖平小屋が眼下に、、、

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お花畑の向うに黒い影、、、

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日本カモシカ、、、、逃げずに、じっとこちらを見ている、、、

昭和34年の伊勢湾台風によって、なぎ倒された聖平の針葉樹林帯の倒木

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午後2時頃に聖平小屋へ、、、

高山植物のお花の名前をたくさん教えて下さり、親しくなったペアーの方々と、楽しく語らう午後の一時、、、、、、、

今晩は、テントも少ない、、、、

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明日は山を下るのみ、、、、

夕食はクリームパスタとラーメン

心地よい疲労と達成感に満たされ、いつしか夢ん中、、、

続きは明日、、、、

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コメント

ナベショーさんの語り口に、一緒に山に登ったような気分になりました。
お天気がよくて(でも午後からはガスった?)良かったです。
雄大な景色に疲れも忘れるでしょうね。
そしてまた行こうと思う!
山の魅力にとりつかれると、そうなりますよね。

投稿: MONA | 2010年8月28日 (土) 22時21分

パチパチ~今日もたくさんの写真で、、楽しい解説付きなのでよく判りました。 
右左とマップで確認です(@_@;) ふむふむ、なんて?
トリカブト カモシカ よく撮れましたね
二人でかじった最高のお味のリンゴ・・・うふふ
腰に手をあててなかなかまだまだお若いですよ♪
これが最後に、、、なんて ありませんね
3泊4日、、、私は見るだけにしておきます。 
手ぶらで登ることなんてありえませんもの^^ 明日も楽しみにしています

投稿: きりん | 2010年8月28日 (土) 22時25分

フウ~っ~~。
一緒に歩きましたよ~。
素敵な山ですね~。
男性的な山でしょうか。
奥様がんばりましたね。
すごいです~。
重い荷物だけでも大変なのに、
大きなカメラを提げての登山。
改めてナベショー様の
お元気さに感服です。
私なんか山にはコンデジのみ。
それでも大変な思いで写します。
美しい富士山も見られましたね。
辛い時に富士山の姿を見ると、
元気をもらえますよね。
さて明日は・・・
また楽しみに拝見しますね。


投稿: にりんそう | 2010年8月29日 (日) 08時47分

おはようございます

天候に恵まれた素晴らしい登山だったのですね~
沢山の、お写真と共に楽しませて頂きましたが、私は、地図を行ったり来たりの迷走登山でしたよ(笑)
山の素敵な出会いはいいですね、若者から経験豊かな一人登山者、話題は尽きないのでしょうね。
地図で見てるだけでも遭難しそうなのに実際に見ると、山の名前って分かるのですか??
いつまでもカモシカさんが住める山であってほしいですね。続きは、明日のお楽しみです。

投稿: ムックのお母ちゃん | 2010年8月29日 (日) 09時05分

私も 登山しましたよ(笑)手ぶらで 足も動かさず・・ 息だけ 合わせて・・・(笑)
簡単でない 山だから 見られる 景色・ 景色・・・・
若者も 山! いいねぇ。 若いから 出来る事、時、ってのは あるから。
【トリカブト】が こんなに 群生している所があるのですねぇ。 綺麗な 花。ミステリーで 知った花だから 数少ない、人目につかない所で 咲く花だと 勝手に思っていました。

睡眠剤は 必要だなって 思いました。時間も 寝心地も 違うけど 眠らなきゃ 体が回復しないもの ね。


 

投稿: シーちゃん | 2010年8月29日 (日) 10時08分

頂上から眺めた景色は最高ですね~
とっても綺麗です!
日本カモシカに出会えたんですね!!!
写真撮るまで逃げないなんて・・・よかったですね。
山の下の方からガスが発生する様子もよく判り、こういう事で遭難する人がいるんだなぁって思いました。

投稿: kawazuzakura | 2010年8月29日 (日) 11時32分

お天気が良くて何より
私が登った山は独身時代を含めてそんなに多くはないですが近くの六甲・甲山はもちろん白山・などなど独身時代はいきました。結婚して夫が山好きと聞いておりましたが、現役終わってから2人で(結婚して初めて!)那須・蓼科山・最後が富士山でした!これから毎年1度は山登りしようと約束してましたが、ある日突然逝ってしまいました。朝おきるとき「あ~こわかった!閻魔様に舌ぬかれれた~と!」閻魔様が出てくるはずですね!私との約束はたさなかった!もうかれこれ20年になります。

投稿: せっちゃん | 2010年8月29日 (日) 11時54分

MONAさま
一緒に山に、、荷物が無いので楽だったでしょう。
70歳をはるかに過ぎた後期高齢者と言う人達も、元気いっぱい登ってました。
僕も、あと10年は登りたいな、、!
一度、経験すると、今年も、来年もとハマってしまいます。

投稿: ナベショー | 2010年8月29日 (日) 16時49分

きりんさま
山頂から360度、さらに上空まで、、晴れてたからこその景色、、、、雨が降ったり、ガスってると惨めです。
南アルプスの地図で確認すると楽しいですね。
この角度だから、間違いなく以前登った○○岳だ、、って。
カモシカ、、すぐ近くなのに逃げないで、じっと見てるんですよ。
妻は、今回の登山で自信を持ったみたい、、当分は機嫌がいいかな、、、、

投稿: ナベショー | 2010年8月29日 (日) 16時57分

にりんそうさま
360度の展望、、山の大きさ、、標高差2000m、長いアプローチ、聖沢と聖平の美しさ、お花畑の広さ、多さ、素晴らしい山でした、、、晴れていたからですが、、。
若者は25~30kgのザックを背負ってテント泊の縦走、、、僕はせいぜい15kg、、体力の無さを感じます。一人あるいは二人登山、、団体登山に無い良さがあります。
今まで、無理だ、だめだと言ってた妻も今回で自信を持ったみたい、、

投稿: ナベショー | 2010年8月29日 (日) 17時06分

ムックのお母ちゃんさま
静岡県の地図に載ってる山ばかりなので、聖岳を中心に360度見渡して、あれだこれだと探すのが楽しい。
迷走しましたか、、、
山岳部の登山を経験してる若者の話、装備、テントの設営、など、とても参考になるし、頼もしく思います。
南アルプスの山々は、これで、ほとんど登ったので、山の位置、方角、形により、だいたい判別出来ます。
カモシカ、、、最近は増えて、高山植物や木を食べて、その被害はかなりのものになってるんです。
トリカブトは食べませんが、、、

投稿: ナベショー | 2010年8月29日 (日) 17時15分

シーちゃんさま
長いブログだったので、最後までお付き合いするのに、お疲れになったでしょう。
45歳から山登りを始めて、60歳までに南アルプスを全部登ろうと思ったけど、今までかかってしまった、、
あと10年で、どれくらい登れるだろうか、、、
トリカブト、、聖岳では、もっとも幅を利かせて群生してました。
猛毒なんですよね~、、、
そういえば、妻も後妻もトリカブトで殺して、、という男の事件がありましたね。
山で、眠れないまま朝を迎えることほど辛いことは無いですね。

投稿: ナベショー | 2010年8月29日 (日) 17時21分

kawazuzakuraさま
天気が良かったからこその景色、、なかなかこんな恵まれた日はありません。
カモシカ、、かなり近かったけど、逃げないんです。
危害を加えられないから、恐れないんでしょうね。
ガスってしまうと、10m先も見えなくなってしまいます、、、平らな稜線だと道を見失うことも、、、、

投稿: ナベショー | 2010年8月29日 (日) 17時36分

せっちゃんさま
御主人さまの現役時代に、もっと一緒に登ってたら良かったのに、、、でも、その頃は、ご主人さまお忙しくて山登りどころじゃなかったでしょう。
リタイヤーすれば一緒に山を、、と、約束違反だから閻魔さんですよね~。

投稿: ナベショー | 2010年8月29日 (日) 17時42分

こんばんは~~~happy01

お天気に恵まれた登山何よりですね、、、
なんと美しい富士山sign03 中々見られませんね
思わずため息をついて見とれてしまいましたlovely
対照的にトリカブト美しい花ですが、、根っこには猛毒がwobbly 
動物は判るのですね、、食べて良い物と悪いもの・・・・

モンタ君~~番猫も慣れたもの、、、ナベショー御主人も安心して出かけられるfuji  ご苦労様bell

投稿: れんげ畑 | 2010年8月29日 (日) 20時24分

れんげ畑さま
富士山は、どこからでも美しい姿を見ることが出来ます。
やはり、世界に誇る日本一の山ですね。
トリカブト、、花も異様な形ですが、よく眺めると美しい花、、でも、なんとなく妖しい雰囲気が、、、
モンタ、お留守番も大好きだよ!

投稿: ナベショー | 2010年8月29日 (日) 22時40分

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