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2010年12月28日 (火)

どうも、重い話題に、、、

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ペチニア

春から秋まで咲き続ける、、、、、

家が取り壊された空き地の草むらに中に咲いてた、、、

かっての家の主が庭に植えてたのだろう、、、

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先週12月22日の毎日新聞の興味深い記事を切り抜いた。

歴史迷宮解「現代の生活習慣病」

鹿児島大学の丸山征郎教授、

最近の医学研究の成果を人類の進化の歴史に照らして、解決策を考えている。

厳しい環境を生き抜く中で獲得した人間の身体の仕組みが、現代の豊かな生活ではアダとなっているという。

1991年、ヨーロッパのアルプスの氷河の中で、日本の縄文時代に当たる約5300年前に死んだ男が氷漬けのミイラで発見された。Img_0003_0_sp0000

このアイスマンと呼ばれる男のように、先史時代人は食料を求めて野山を駆け、怪我や飢餓、感染、塩分欠乏と戦いながら生き抜いてきた。

アイスマンの血液中には血小板など血液凝固因子が必要量の数倍から10倍も含まれていた。

だから、怪我をしても、出血が瞬時に止まるため、出血多量で死ぬことは無かった。

また、活動エネルギーとなる血糖値を高める多くのホルモンを分泌する仕組みになっていた。

逆に、血糖値を下げるホルモンはインシュリンだけ。

つまり、わずかな食料でも活動できるよう、人間が飢餓との戦いの中で勝ち取った身体機構だと丸山教授は考える。

干ばつ、冷害など頻繁に起こる飢饉に、血糖値を上げるのが得意な人が生き延びたためだろう。

だから、食料が豊富な現代人は糖尿病になりやすい。

高血圧も人類の歴史と関係している。

海の中で生まれた生命が陸に上がる時、海水の塩分(ナトリウム)を体内にため込む機構を備えた。

現生人類の発祥の地、アフリカでは汗で塩分を失いやすいために、アフリカ人は塩分をためるのに有利な遺伝子を持つタイプが多い。

人類がアフリカからアジア、ヨーロッパへ移動、拡散した時、寒冷地では汗をかかないので、塩分をためるのが苦手なタイプも生き延びた。

アフリカ人が奴隷として新大陸に運ばれた時、運搬船が赤道直下を通る時、発汗、下痢、脱水に寄り、多くが死んだが、生き残ったのは塩分を貯める能力に優れた人達だった。

だから、現代人の塩分を貯める能力は、アフリカ系アメリカ人、アフリカ人、アジア人、ヨーロッパ人の順、、、

この順は、そのまま塩分の取り過ぎで高血圧になりやすい順である。

縄文人と現代人の身体の機構は全くと言って変わっていない。

飢餓と戦いながら身体を動かし続けた縄文人の生活に学び、運動をすべきだというのが丸山教授の結論!

新聞の内容はここまでだが、、、、

しかし、思うに、、現代人にとって縄文人が経験しなかった新たな深刻な問題がある。

一つは高齢化、

平均年齢、、80歳以上、、、気力も体力も衰えて、病にあっても、なお生きなければならない

もう一つは、パソコンによるすさまじいIT社会

仕事のスピード、精度、成果、もう押しつぶされそうなほどの重圧とストレス、心身疲労

精神的な病で苦しむ人が、子供たちから大人に至るまで増大、、

この数十年で、現代人の誰もが経験しなかったことが急速に起こっているのである。

これからの人類、、これらに耐えられる人だけが生き延びるのだろうか、、、?

どうも、重い話題になってしまいました、、、、

モンタは幸せだね~

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もちろん、モンタも!

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コメント

ナベショーさんの分かり易い説明に納得しました。
この記事は読んでいないけど、この数日、同じような事考えていました。
というのは、母が入院していて、そこがお年寄りばかりだから、否応なしに、長生きをする事、病気をする事に向き合わなければならないのです。
果ては、日本の人口の何パーセントが実際に働いて税金を納め、残りの人を養って行くのだろうとか・・・
働き盛りの人の鬱とか、病で働けない状況が増えていくとどうなってしまうのだろうとか、想像が広がっていきました。
100歳まで生きるのが珍しくない社会は、現実には大変なことです。
少なくとも、自分は人のお世話をする元気を保っていきたいと思います。

モンタ君もしっかり長生きしてね!

投稿: MONA | 2010年12月28日 (火) 22時22分

大変おもしろい推論で頭の体操になりました。けれどもこれが科学的に証明されるかは別問題ですね。こういう本は都合のよい事実だけをとりあげて自分のセオリーを確定しようとする場合が多いです。冷や水をかけるようで申し訳ないが要注意。

投稿: Yash | 2010年12月29日 (水) 10時56分

こんにちは
アフリカ系アメリカ人に高血圧が多い!お~!
ちょっとわかる気がします。
私の住むアメリカ南部はアフリカ系アメリカ人がとても多いのです。料理も味のしっかりした濃いものを好んで食べます。(食べる量もすごいですが…)

心の病 そう呼ばれる病気も増えているように思いますね。
物事を良く考えて見極めて慎重にいくのがいいのか、
何も考えず流れるように生きていくのがいいのか。。。

その中間?両方?ですかね。(笑)

投稿: Lala | 2010年12月29日 (水) 11時35分

 読みましたよ、この記事、人間て何て精巧に出来てるんでしょう、つくずく思います、神業です、人間の力なんて、、、小さいですね、もっとおそれを感じないと

その隣の記事も面白かった、学生のお客さん扱いが役立たずを量産する、これって教育機関も文科省もそう思ってると書いてあるけど少なくとも末端の現場はそんな事は思ってない、でもそうならざるを得ない現実がある、先生達は大変です、

今日からスキーに行ってきまーす

投稿: ふーちゃん | 2010年12月29日 (水) 12時59分

こんばんは
最近、新聞もまともに読んでなかったので考えさせられました・・・
ウチも今年、母が4ヶ月の入院で入院病棟のお年寄りの多さ、女性が圧倒的に多かったです。その時は生きなければならない、生かされてる・・・状態を強く感じました。今は看病、介護する立場ですが、自分がその立場になったらどうなってるのでしょうか。
村の渡しの船頭さんは、今年60のおじいさん~なんて歌がありましたね。
今は、ただ現実の中で生活中です、生活規模が縮小されても日々を大切に生きたいですね。
モンタ君、おばさんも飼いネコさんが一番いいと思うよ~

投稿: ムックのお母ちゃん | 2010年12月29日 (水) 17時54分

アイスマンの時代、、、
人の寿命ってどれくらいだったんでしょうか?
多分、糖尿病になればすぐ死んじゃったでしょうし、
高血圧に対処する方法もなかったんだろうから、
なればすぐ死んじゃったたんだろう、、

飢餓と戦いながら、、、

大作映画”風とともに去りぬ”だったかと思いますが、
そのセリフ”もう決して飢えない”というのがあったかと、、、

太古(縄文)の時代でなくても、ついこの間、、、
私は戦後(WW2)生まれですが、かすかな記憶が残ってます。
年上の姉達に話をふると”止め!!”とストップがかかります。

年の瀬にナベショーさんの”重い話題”、、、
いろいろと考えさせられます。

投稿: NorthWave | 2010年12月29日 (水) 18時27分

MONAさま
年金、少子高齢化、医療、農漁業の高齢化、過疎化、、難問題ばかりなのに、、、未だに政治は足の引っ張り合い。
明るい将来の姿が見えなくなってしまいました。
せめて元気に生きたいものです。

投稿: ナベショー | 2010年12月29日 (水) 20時33分

Yashさま
この仮説、、証明はできないけど、説得力はあります。
環境に適応しながら50万年かけて生きてきた人類が、この数10年で経験したことのない状況に置かれてるのだから、おかしくなっても不思議でないですね。

投稿: ナベショー | 2010年12月29日 (水) 20時38分

lalaさま
社会や企業、スピードも恐ろしいほど早くなり、しかも極限の効率化と成果を求められる、、ストレスで心の病にならないほうが不思議なくらい、、
そのストレスが子供の社会にも、、、だから虐めや不登校、、深刻です。

投稿: ナベショー | 2010年12月29日 (水) 20時45分

ふーちゃんさま
読まれましたか、、、僕はこういう類の記事が好きで、すぐ切り抜き!
蜜蜂だって、農薬やダニの危険にさらされて、たいへん生きにくくなってきましたね。
隣の記事、、、
学生はお客様扱い、、そうでしょうね~
学生数が少なく生れば大学の経営は成り立たなくなるから、、
スキー、、お若いですね~
骨折が無きことをお祈りしてます。

投稿: ナベショー | 2010年12月29日 (水) 20時51分

ムックのお母ちゃんさま
男は、妻より早く死ぬことが多いから幸せかな~
老老介護で、後に残った方はどうなるんだろう?
昔は幼児の死亡率が多かったから、長く生きても60~70歳、60歳といえばお爺さんだった、、、
織田信長も人生50年と言ってましたね。
猫も犬も、蜜蜂も、自然な寿命が来れば死んでいく、、、それが良いのでしょうね。

投稿: ナベショー | 2010年12月29日 (水) 21時00分

NorthWaveさま
アイスマンは40歳くらいだそうです。
赤ちゃん、幼児の死亡率は高いけど、死なずに大人になった人は、40~50歳くらいまで生きたのではないでしょうか。
風と共に去りぬ、、、そのセリフありましたね。
第1部の最後のシーン、スカーレット・オハラが大地に向かって叫ぶところ、、、
日本も昔は干ばつや冷夏による凶作による大飢饉で、多くの人が飢え死にした、、、
田舎での子供の頃の食事の内容、、、おそらく江戸時代、縄文時代とそんなに変わらなかったのでは、、、

投稿: ナベショー | 2010年12月29日 (水) 21時19分

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