オクラの花
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花も実も楽しめて、毎日、毎日、収穫出来て、食べきれないほど、、、
大きくなって、夏の間、毎日、5~6個 収獲できる。
とにかく成長が早い、、、、
少し小さいから、採るのは明日にしよう、、なんて遅らすと、、
翌日には大きくなりすぎて、硬くなる。
たくさんの蕾、、、毎日花が一つづつ咲いて、2~3日後には収穫
毎朝、薄く刻んで納豆と混ぜたり、そのままで花カツオを振ってお醤油かけて食べる。
時々、煮物に入れたり、、
薄く刻んで、干しシラスと混ぜて、小麦粉まぶしてかき揚げも美味しい。
夏、最後の蜂蜜を絞り終えて、空になった巣脾枠
まず、蜜蜂に徹底的に掃除をしてもらう
これでOK、、、とばかりに持ち帰り、そのまま部屋や倉庫に置いておく、、
1~2週間して、空巣脾を見て、びっくり!
空巣脾は無残にも、スムシという蛾の幼虫に食われて、凄い状態になっている。
これは、まだ発見が早くて、少しやられた状態
蜂場で、夜になるとスムシの成虫の蛾が巣箱に侵入し、巣脾に卵を産み付ける。
卵から生まれた幼虫、、、数mm位、、、
強勢群の場合は、蜜蜂が幼虫を殺してしまうので、大丈夫。
しかし、蜂が薄い弱小群では、巣の中はスムシに巣脾が食われてぼろぼろになり使用不可。
特に、日本蜜蜂の場合は被害を受けやすく、スムシが侵入して繁殖すると、蜜蜂は巣を捨てて、引っ越ししてしまう。
さて、蜂場から引き揚げてきた空巣脾、、、、スムシから守るには、、、
密閉出来る茶箱の中に入れて、二硫化炭素を数ml 入れるとスムシの卵や幼虫は死ぬ
大きなポリ袋に入れてもいいけど、袋が傷つき、小さな穴が開いてて、失敗することが多い。
今は、二硫化炭素の使用は、毒性のために禁止されている。
密閉容器に中に空巣脾を入れて、ドライアイスを入れて、炭酸ガスで窒息死させる方法もあるが、費用がかさむ。
大量の空巣脾を持つ大規模の養蜂家の場合、放射線照射によって、スムシを殺す事も行われている。
養蜂家にとって、空巣脾は大切な財産である。
秋から冬の間にスムシから守って、来春に備える、、、切実な問題である。
僕はどうやってるか?
家電量販店で買ってきた、容量100リットルのフリーザー、、、
そんなに高くないよ。
僕は、4~5年前に特売のチラシを見て、ってきたが、確か~2~3万円だった。
空巣脾を20枚入れることが出来る。
室温に戻す時に、ヒビが入ることもあるから、ショックを与えぬように静かに取り出す。
20枚づつ、順次凍結処理をして、部屋の中に保存
1~2週間、死んでいないスムシの卵から再びスムシの幼虫が出てこないことを確認して、、、
段ボール箱に収納して、来春まで涼しい部屋に保存する。
上の写真では、空巣脾 50枚、、、
今、14群だから、もし、来年、全部健在だったら、二段の継箱にしたとすると、上段だけで140枚必要になる。
これが、全部、スムシに食われてしまったら、、、、、、
「-30℃で凍らすと、スムシの幼虫と卵が死ぬ」という事を、確か玉川大学の先生が発表されてるのを見たことがある。
小規模の趣味の養蜂家の場合、この凍結処理によるスムシ対策が最も良い方法であると思う。
普段、空巣脾の凍結に使わない時は、お茶や干椎茸、果実ジュース、食料品の保存に利用している。
柔らかい秋茄子、、、毎日のように5~6本
豚肉、ピーマン、茄子を炒めて、赤味噌と味醂で味付け
薄く刻んで、塩でもみ、青紫蘇とおろし生姜の即席お漬物
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コメント
どこでURLを得たのか、昨日は突然の訪問にびっくりしました。洗練されたナベショーさんのブログと違って、騒がしいばかりの内容で恥ずかしいです。
空巣脾を今の時期に保管しなければならないことになるのが、どうもピンとこない。これ無しで蜂はどうやって巣箱の中で暮らすのだろうか。また調べる材料が出ました。いずれにしろ、空巣脾の管理保管に苦労する様子が伝わってきました。
訪問の度にランキング応援します。
投稿: | 2012年9月15日 (土) 08時35分
お早うございます~♪
空巣脾の管理って大変なんですね~それに奥が深そう~
管理がきちんとできる方でないと、養蜂家にはなれませんね~
モンタいつもモデルになってるけど、モデル料はもらってるのかな?えっカリカリ?
投稿: あらんりきちろ | 2012年9月15日 (土) 09時05分
オクラの花が食べられることは聞いたことがありますが、まだ食べたことがありません。近くの畑とか借りれたらな~、、、。友人は借りていて、畑をしています。
空巣脾とか、いつも大変だなあ、でも、やってみたいなあ、とか今日も思ってしまいました。
思えば、今プチガーデニングをしていますが、そのほかの事も、まさか、自分がすることになるとは、というのは多いです。イメージするのも必要ですよね。
投稿: オレンジ | 2012年9月15日 (土) 10時07分
おはようございます、ナベショー様
オクラの花って本当に美しいですよね。
あくまでも透き通って、みればみるほど魅せられます。
花も実も楽しめるオクラ
来年は、オクラの棚にも挑戦しようかと。
秋茄子も今が旬、今夜の夕食のヒントを戴きました。
投稿: にりんそう | 2012年9月15日 (土) 10時38分
空巣脾が140枚!毎日の点検も大変ですが,こんな風にいろんなことに気を付けないといけないのですね。置く場所も大変。保管途中も気をつけながらですね。
趣味でするにはいいですが,採算を取ろうとするとむずかしいことがいっぱいですね。
モンタ君,ナベショーさんちは家の中でも探検したい場所がいっぱいだね。
投稿: tirokuro | 2012年9月15日 (土) 18時57分
畑の管理人さま
なかなか楽しいブログで、ファンの方々も多いようですね。
蜜蜂も秋になると、数が少なくなって、巣箱の中はガラガラに、、、、満員電車でないと元気がでないんです。
2~3段箱が単箱になってしまいます。
ランキング応援ありがとうございます。
黒一点で、何とか頑張ってます。
投稿: ナベショー | 2012年9月15日 (土) 20時36分
あらんりきちろさま
蜜蜂が出すサインさえ見逃さない感性があれば、誰でも養蜂はできますよ。
モンタのモデル料、、、カリカリとなぜなぜだね。
投稿: ナベショー | 2012年9月15日 (土) 20時39分
オレンジさま
花弁が食べられるのは、花オクラと呼ばれているトロロアオイの花ですね。
オクラより数倍も大きな美しい花ですよ。
郊外の田舎で畑が借りられたら楽しいですね。
投稿: ナベショー | 2012年9月15日 (土) 20時59分
にりんそうさま
オクラの棚、、いいですね~
クリーム色の透き通るような花ビラ、、、そして
毎日食べきれないほど収獲できますね。
秋ナスは柔らかくて、美味しいです。
投稿: ナベショー | 2012年9月15日 (土) 21時04分
tirokuroさま
空巣脾、、とても足らない。
来春に蜂がどんどん増えてる時に、6角形の模様を蜜蠟のシートに印刷した巣礎を巣箱に入れると、数日で働き蜂が巣を盛ってくれます。
養蜂も、だんだん規模が大きくなると投資も増えて、採算が問題になります。
でも、僕の養蜂は趣味ですから、、、
モンタ、、が、入れない部屋がいっぱいだね。
投稿: ナベショー | 2012年9月15日 (土) 21時18分