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2012年9月 5日 (水)

今年最後の蜂蜜を採る

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タラの木の花

早春のタラの芽

春から夏まで、次々楽しめたタラの若葉

そして、9月になって、ついに花が咲き始めた。

アオスジアゲハが蜜を吸いにやってきた。

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もちろん、蜜蜂も、、、

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3月末に、秋から春までの間に貯まった蜂蜜を絞って掃除して

4月末には桜や菜の花の蜂蜜を採り

5月末には蜜柑の蜂蜜

6月末にはモチノキ他初夏の百花蜜

7月中は寄生ダニの駆除を行い

7月末に、貯まった蜂蜜を絞って掃除して、、

8月初から9月に、、、真夏の百花蜜を貯めて、、、

今日は今年最後の蜂蜜採取

夏になって、女王の産卵も減り、蜂が薄くなった巣箱は単箱に、、

蜂蜜を貯める継箱のある強勢群の巣箱は、6箱になった。

しかも、お盆を過ぎると、花蜜を出す花がめっきり減って、貯蜜は増えてこない。

一方、寄生ダニの姿もちらりほらり、、、

朝6時、、、

継箱の貯蜜枠を引き上げて、強く振るって、刷毛で蜂を巣門の前に落とし、、

貯蜜枠を、箱に移して、軽トラに運ぶ、、

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軽トラでは、運ばれた貯蜜枠の蜂が群がって大騒ぎ、、

6つの巣箱の貯蜜枠を移す作業を急いで終わらせて、、

群がる蜂を振り切って、一目散で自宅に運ぶ、、

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遠心分離器で絞った蜂蜜は 28kg

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作業が終わると、空になった巣脾枠を蜂場に運び、、、

蜜蜂に掃除をしてもらう

蜜蜂は巣碑枠に付着してる蜂蜜を、全て舐めるように綺麗に回収して巣箱に運ぶ

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掃除された空の巣脾枠、、、夕方には自宅の運び、順次冷凍処理を行い、スムシの卵、幼虫を退治する。

僕の大型冷凍庫は、魚や食材の冷凍保存のためではなく、巣脾枠のスムシ(巣虫)退治のためにあるのです。

全て、単箱になった巣箱、、

蜂の多かった強勢群では、、、蓋を取って様子を見る。

うわ~ 溢れそう、、、蓋の内側にいっぱいくっついてる。

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窮屈そうだけど、、、

これらの大量の働き蜂は、12月の冬越に入る頃には、全て死んでしまう。

その代り、10月、11月に生まれた蜂が、冬越して、来春まで生きて、、、

来春に生まれた働き蜂と交替する。

朝夕、涼しくなったとはいえ、日中の陽射しはまだまだ厳しいので、再び天津スダレの暑さ対策をしてやる。

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春の百花蜜なら、、、

桜の花蜜に菜の花が混じったの、、桜の強い香り

初夏の百花蜜は、、

モチノキの花蜜が大部分、、、癖のない上品な甘み

でも、8月の真夏には、これといった特定の蜜源の花がない。

この夏は蕎麦の種を蒔れなかったので、苦みのある蕎麦蜜が混じらなくて良かった。

まさしく、野山や庭、畑、公園に咲くいろんな花の名の通りの百花蜜、、、

きっと、キュウリやゴーヤ、カボチャの花蜜も、、、

少し粘度が低いが、すっごく甘い蜂蜜です。

「今年、最後の蜂蜜は販売しないのですか、、?」

と多分、読者の方々からコメントやメールがくるだろうな~

明日(9月6日)の夜、アップ予定のブログにて、

注文の案内と受付を開始しますので、どうぞよろしく!

昨日、福一さんで買ったグチ 

干物にして、冷凍してたが、、、

昆布で酒蒸しに

平鍋に昆布を敷いて、グチの干物、干し椎茸とその出汁、麩、オクラを

お酒が浸るくらい、醤油を少し色つけ程度、、、、10分くらい蒸して出来上がり。

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この料理もお客様に出せそうだな~

モンタ、、、どうかね?

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コメント

こんばんは。今年最後の蜂蜜が採れたんですね!春からのいろんな花の蜂蜜、堪能させて頂きました。なべしょうさんの蜂蜜は絶品ですね!明日のアナウンス、楽しみにしています。

投稿: ひかりこ | 2012年9月 5日 (水) 23時08分

蜜蜂さんたちおどろいたでしょうね。でもこんな近くにみつもあるって。スムシの退治も大がかりですね。それぞれの生態を熟知しないと出来ないこと。簾をかけてもらって,本格的にスズメバチとの格闘が味まるんですね。スズメバチは,何を目印に蜜蜂の巣を見つけるのでしょうか。飛んでいる蜜蜂の後をつけてくるの。それとも,いい匂いがするのでしょうか。モンタ君も,スズメバチが来たら逃げられるかな。

投稿: tirokuro | 2012年9月 6日 (木) 08時48分

待ってました、養蜂の話題。
うーん、専門用語が多いや。何となく分かるような、分からんような。こりゃ、通って勉強せにゃならんね。
蜂蜜は花の種類によって異なるんだ。これ知っただけでも、今日の収穫。
巣箱の並んだ様子を見ると、ゾクゾクしてくる。
おお、そうだ!働き蜂の寿命の短いこと。驚きだ。

投稿: 畑の管理人 | 2012年9月 6日 (木) 18時11分

ひかりこさま
春からの季節季節の蜂蜜、、それぞれ特徴があって、それらを味わうのも楽しみですね。
夏の蜂蜜は、なかなか濃度が高くなるまで待てないので、少し粘度が低いですが、夏らしい野性的な甘みの蜂蜜ですよ。

投稿: ナベショー | 2012年9月 6日 (木) 19時35分

tirokuroさま
スムシの対策が、なかなか頭が痛い問題です。
昔は密閉箱のなかで二硫化炭素で殺したのですが、今は許可されてないし、ドライアイスで窒息させて殺す方法も高くつくし、、、冷凍処理が最も簡単かつ確実なようです。
今年は、期待に反して、オオスズメバチがまだ現れません。
年によって異なるんですね~
オオスズメバチ、、、やはりは臭いでやってくるんでそうか?

投稿: ナベショー | 2012年9月 6日 (木) 19時40分

畑の管理人さま
専門用語が多いのはお許しください。
すぐに慣れるでしょう。
蜜蜂の寿命、、女王蜂は4~5年だけど、春から夏の働き蜂は、労働が厳しいから40日から2か月なんですよ。

投稿: ナベショー | 2012年9月 6日 (木) 19時42分

こんばんは!
真夏の百花蜜の注文でそちらは、大変なことになっているのではないかと思います。
メールが送信できない状態が続いているので、来年を楽しみにしています~。

モンタくん、お手伝いしてあげてくださいね^^

投稿: | 2012年9月 6日 (木) 22時49分

無記名さま
メールが送信できない、、、?
それはおかしいですね。
決して大変なことにはなっていないので、再度トライしてみてください。

投稿: ナベショー | 2012年9月 6日 (木) 22時53分

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