ついに見つけた!
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北アメリカ原産、明治時代に日本に入ってきたが、
今や全国全土に広がって、初夏から晩秋まで咲きつづける。
脳梗塞で入院中の義母、、鼻からの経管栄養をやめて、遂に点滴のみに、、
義母の家の整理、整頓も、今日で4~5回になろうか、、、
やっと、綺麗に片付いた!
(僕は工場勤務時代、5S活動推進のリーダー、プロだったからね
5Sとは、、整理、整頓、清潔、清掃、躾け)
間もなく、その来るべき時には、気持ちの良い片付いた家と部屋に、8年ぶりに帰ってらうことが出来る。
親戚の人にも、気持ちよく泊まってもらうことも出来るよ。
一人暮らしが長年続き、家の片づけもなかなか出来ないままに脳梗塞で倒れて9年目の92歳、、、、
きっと、書くことも出来ず、言葉も話せなく、とても気がかりだったことだろう。
今日は最後の片付け日、、、
倉庫にしてた部屋のラック棚に積み重なって置いてあった写真、アルバム類等に混ざってた封筒に、、、
「遺言」(相続以外)の文字が、、、ついに見つけたよ!
認知症になった時の事、自分が倒れた時の延命治療の拒否、自然死で天に召されたき事、植物人間で生かされることの拒否、癌の場合の告知、
前夜式や告別式のやり方、役割分担に至るまで、、、詳細かつ丁寧な指示が自筆で書かれてあり
最後に、署名、捺印してあった。
昭和62年の日付、、、、25年前の67歳の時に書かれたものであった。
僕の歳より若い頃じゃないか、、、
全てにおいて、用意周到で、気丈夫で、誇り高かったゴッドマザーのごとき義母、、、
自分が倒れた時のことや、自分の死について、何らかの書いたものがあるはずだ、、無いはずが無い、、
義母の家を整理しながら、、残された膨大な書籍、ノートや日記、手紙など、メモ紙一枚に至るまで注意して点検したが見つからず、、、
殆ど、あきらめていたが、、、、、整理、片付けの最終日に、、、間に合った!
見つからないままに、後日に出てきたとしたら、、、
ゴミと一緒に捨ててしまい、その存在すら知らぬままに、、、、、、だったら、
実に悔しく、悔いが残り、義母に対してまことに申し訳ないことになってたことだろう!
今日は、きっと義母の思いが、僕に通じたのだと思う。
でも、元気なうちに、前もって遺言の内容と置いてる場所を妻に教えてくれてないと困るよね~、、おばあちゃん!
しかし、25年前と言えば、僕たち家族は自分たちの事だけで大変な頃、
一人住まいの義母を頼るだけで、気持ちを聞いてあげる余裕もなかったことを悔やまれる。
一人であれこれ悩んで、思案してきたんだ、、、ほんとに可哀そうなことをしてしまった。
でも、ぎりぎりに遺書を見つけた事、、「やったね、、執念だね」 、、って、、、皆んなが喜んでくれた。
また、遺言に書かれた内容は、
基本的に僕の考えに沿ったものであったことに、安堵するものであった。
義母は、僕とは血は繋がっていないが、僕と似てて、多少強引だがきっぷの良い合理的な考えの人だった。
それだけに、周囲に理解されなくて悲しい思いをしたり、互いに煙たい存在で、敬遠するところもあったが、、、、
また、葬儀においては、僕が補佐役として施主を全面的に補佐し、参列者の接待役を務める事、、、、、なんて、僕を頼りにしてたんだ、、、、
妻が言う、、、「お父さん、良かったね、、、でも負けてるよ、、、、まだ書いてないじゃん!」
モンタ、、もそういう顔してる、、、
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コメント
すごいお義母様ですね。用意周到,しかも67歳の時なんですね。そろそろ書いておこうかなってかんがえますね。因みに89歳の私の義母は,ずっと書いてあるといってますが,どこにあるのか分かりません。ちゃんと知らせておいてほしいですが,私の聞くことではないですので,知らん顔です。そのような大事なものは,どんなところに置いておくといいのかしら。私の知り合いは,一度空き巣に入られて,それ以来現金などは冷蔵庫の茶筒に入れてあるそうです。
モンタ君,ナベショーさんなら,きっとPCのどこかに書いてありそうだね。
投稿: tirokuro | 2012年10月16日 (火) 06時41分
おはようございます。
タイトルから珍しい植物でも見つけたのかしら?とブログを読むと、大切な大切なものだったのですね。
血こそつながらない関係とはいえ、お互いを心の奥では認めあっていらしたとわかります。
ナベショーさんは5S活動推進のリーダーだったとは・・・益々近寄りがたい存在に思えます。清濁併せ持つのが、欠点があって当然なのが人間なのに、何もかもソツなくやられて、こういう男性も世の中にいるのかと不思議で仕方ありませんでした。
それでも奥さまの本文最後の言葉にちょっと安堵しました。
いつもモンタ君の画像を見ながら応援していますよ。
投稿: おしろいばな | 2012年10月16日 (火) 08時53分
静岡の家の片づけお疲れさまでした。
探し物が見つかって良かったですわ。
でもこの年齢の方にしては気丈でご立派な義母さまですね。
それも67歳の時にお書きになっていたとは!
必要だとは思っても「まだ先でも・・・」と思いがちな時でしょうから。
実家の両親の介護や葬儀の時 何か書き記したものがあれば
悲しい思いをせずにすむのにと悔やまれました。
それで 我が家でも出来る限りの法的な手続きはしていますが
実際にはどういう事になるのか・・先の事はわかりません。
モンタ君 難しい問題だよね
投稿: ミモザ | 2012年10月16日 (火) 09時12分
ナベショーさんのブログ、数年前から読ませて頂いていてシニアのお手本・・と、いつも感心しきりですが、コメントは初です!お義母様のご遺言についての文面に心を打たれました。他人から始まった夫婦、そして家族・・このような繋がりをつくることの出来るナベショーさんは、やはり思った通りの温ったかい人なんだなぁ~!と、私の気持ちまで温かくなりました。これからもナベショーさんを応援していきます!
投稿: chibira | 2012年10月16日 (火) 10時27分
ご無沙汰していました、良かったですねお義母様もとてもしっかりと用意周到な方なのですね。これからの残された日々をお義母様の気持ちにそって過ごすことが出来、とてもありがたいことだと思います。私も今年主人を亡くし、一人暮らしになってしまいましたので、いろいろと準備をしなければと思ってはいるのですが、気持ちばかりで思うにまかせません。
投稿: chobingon | 2012年10月16日 (火) 10時42分
ご無沙汰です。この夏は 生まれて初めての 体調不良の夏でした。涼しくなって 食欲も戻ったので ご心配なく。正に <鬼の霍乱>。○○才の疲れが 一度に出たのかな??
お義母さんの 思いが届きましたね。
それにしても 67歳時に お見事ですね。
天命に従って・・・・・ ただ もっと早くに 見つかる様にして置けば。。 と言っても 難しい。
冷蔵庫に 貼り付けて置ける物じゃないし。
「婿殿、やっと 見つけてくれたか。。」なんて
思っているかも。 信頼されていたのが 分かって 良かったですね。
投稿: シーちゃん | 2012年10月16日 (火) 15時23分
遺言が見つかって本当に良かったですね!
67歳のお元気な時に遺言を残されていたことは、将来を見据えた気丈で気高い義母様ですね。
大切なお嬢様のお相手がナベショーさんのような方で、きっと信頼されていたことでしょう!
遺言はしかるべき人に預けておくのが一番のようです。
私は、子育てで余裕のない時期でしたが、片親になった時に遠くにいましたが、母親とは沢山コミュニケーテョンをとってきたつもりです。
しかし、将来のこととなると、やはり昔の親は娘より息子に託していたようでした・・・。
今は、息子がいても娘と最後を過ごすことが多くなってきたようですね。
投稿: ronsard | 2012年10月16日 (火) 16時02分
何を見つけたのかと・・・う~ん重い文章でしたね。
義母のお家も綺麗になって、来たるべき時には気持ち良く迎えられる・・・そして親戚の方達もゆっくりできる様~
ナベショーさんは頼もしい旦那様ですね~
67歳の時に書かれてたなんて、更に驚きました~私もその頃になったら書いて準備しておいた方がいいのかな?とか、いや・・今から書いてた方がいいのかなとか・・・毎年更新していくのも良いかな?とか
そして娘には置き場所をきちんと知らせておく・・・
それよりも断捨離ですね、どんどん捨てていかなくちゃ・・娘達に迷惑をかけないように・・
投稿: あらんりきちろ | 2012年10月16日 (火) 17時44分
遺書の話、じーんと来ました。立派なお義母様ですね。
4年前に79歳で母を亡くした時のことを思い出しました。健康自慢で病気がみつかってから1年もせずに
彼岸の人となりました。遺書は準備してありませんでしたが、常日頃、色々話していたので「これでいいよね、
お母さん」と胸中で問いかけながら、たくさんの
決めごとを片づけていきました。
元気で頭がはっきりしている時に自らの幕引きを
書いておくこと、とても大切ですね。残された者も
荷が軽くなりますし・・・。
お義母さまも私どものお手本になりました。
投稿: 八木 妻 | 2012年10月16日 (火) 18時34分
tirokuroさま
僕も義母の遺書の文面を参考にして、書かねばならないねと思ってます。
保管場所、、冷蔵庫の中、、そうなんです。
家が火災にあっても、冷蔵庫の壁は難燃性の断熱材なので燃えないで残るそうです。
エンデイングノートは、コピーを含めて、家族や子供たちに渡して伝えておくのが良いようですね。
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 21時13分
おしろいばなさま
タイトル、、迷いました。
遺書を見つけた、、では、びっくり驚かすし、、、、
で、ついに見つけた、、になりました。
ソツなく何でも、、とんでもないです。
慌てん坊で、抜けだらけ、、いつも周囲の人達に助けてもらいながら突っ走ってます。
いつも応援ありがとうございます。
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 21時18分
ミモザさま
残された者のために、きちんと書き物で残しておかないと、悲しい、辛い目に会わせてしまいますね。
今回、倒れて入院した時点で、この遺書を知っておれば、もっと良かったのに、、と、でも今は安らかに見守りたいと思います。
67歳の時に書いてたとは、、、いまさらながら驚いてます。
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 21時23分
chibiraさま
数年前から読んでいただいて、ありがとうございます。
シニアーのお手本なんて、、ただ好きなことをして楽しんでるだけですよ。
病気や死をきっかけに、家族や親せきが不仲になるケースもあるので、今まで以上に絆をしっかり仲よくするきっかけになればいいですね。
それだけに、揉めないように、遺言でしっかり伝える事が大切ですね。
温かい人、、妻は僕を評して、ドライに割り切る人と言います。
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 21時33分
chobingonさま
これからは、僅かな日々でしょうが、義母の思いを大切にしていきたいと思っています。
今年、ご主人を亡くされた、、、そうだったのですか、、、
たしか、娘さんがニュージーランドにおられるのでしたね。
それじゃ、お一人でさびしいですね。
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 21時37分
シーちゃんさま
今年の夏も暑かったし、残暑も何時までも、、、タフな野の花も咲く時期が遅れたり、、、
ましてや、人間も体調を狂わされますね。
でも、とても涼しくなって、かえって風邪をひかぬようにお気をつけください。
こんど、義母の枕元で、「お婆ちゃん、、ついに見つけたよ」って言ったら、目を見開いて嬉しそうにうなずくかな?
もし、そうだったら、、みんなびっくり仰天だろうな~
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 21時43分
ronzardさま
今ほど人工的な延命治療の是非が議論になっていない25年前に、すでに遺書を書いていたとは、驚きでした。
遺言は然るべき人に託しておくか、それとも家族が集まってる時に公表して、コピーを全員に渡しておくとか、、
義母は、早く書きすぎて、自分で何処に置いてたのか忘れてしまってたのかもしれません。
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 21時54分
あらんりきちろさま
今回は遺書探しという目的もあったので、少々強引かも知れなかったが、徹底的に整理整頓をしました。
何で、この時期に、、という批判もありましたが、、
丁度67歳という年齢は、もうすぐ70歳になったら、いつ何が起こっても不思議でないという気持ちになるのでしょう。
僕も、70歳代を如何に生きるか、、なんて思い始めました。
あらんりきちろさまは、まだまだお若いから、もう少ししてからで十分でしょう。
毎年更新、、いい考えですね。
捨てて捨てて、いつでも老人ホームに入居できるようにバック一つにする、、これも70歳代の目標です。
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 22時02分
八木 妻さま
遺書にしたためることが無くとも、日ごろざっくばらんに話し合ってれば,どうして欲しいかも気持ちは通じ合えますね。
でも、家族、兄妹、親戚で考えが一致出来ぬと困りますが、、
元気なうちに、幕引きを書いておくこと、残った者に苦労をかけぬ準備、、大切ですね。
さしずめ、僕はお茶、蜜蜂、庭、畑、、後に残った者が困らぬようにしておかなくちゃ、、、
しかし、義母のように、自分の葬儀のプロデユースまでは出来ないな~
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 22時10分
遺言、見つかってよかったですね。でも、なんと用意周到な方なのでしょう。けれど、自分のお葬式だったら、私もこうしてほしいとかあるな、、、、人間いつ死んでしまうかわかりませんもの。私は、昔、死んだら、骨は、きれいな海にまいてほしいと思ってました。あの灰色の墓石はいやだな、、、とか。千の風になって~、じゃないですけれど、ただ、儀式的なものはいらないって思ってました。
投稿: オレンジ | 2012年10月16日 (火) 22時37分
オレンジさま
散骨もいいですね~
自分の葬式こそ、自分自身でプロデユースできる最後のセレモニー、、、
葬儀のナレーション、司会、お別れの言葉(自身が参列者に送る)、BGM、思い出の記録、映像、、、など、自分自身で生前に編集してDVDに、、はいかがでしょうか。
僕はどこか山の頂上の大きな石の下に骨はこっそりと埋める事、墓は要らない、、家族で揃って、ご馳走を食べる時に思い出してくれれはOKと。
投稿: ナベショー | 2012年10月16日 (火) 22時57分
あっぱれ母さん!!
見つけたよと、どうぞお母さんに伝えてください。
心穏やかになると思います、ご家族もですよね。
私も自分の幕引き事項は自分で決めます。
末っ子、子無しではそうしてないと迷惑になりますし…。
実父は意思表示をしていたのでその通りにしました。
批判もありましたが本人の意思ということで何も後悔はありません。
あっぱれ母さんの穏やかな日々をお祈りいたします。
投稿: ふみん | 2012年10月16日 (火) 23時47分
ふみんさま
今日、妻が病院に行って、「母さん、お父さんが遂に見つけてくれたよ」、って枕もとで言ってくれるそうです。
ひょっとして奇跡が起こり、目を開いて、嬉しそうににっこりとうなづいてくれるかも、、、
昔の様な家族制度が無くなった今、それぞれが自分の最後の幕引きの意思表示を遺書にしておくことが重要ですね。
何はともあれ、ぎりぎりになって、ついに遺書を発見できて、ほんとに良かった!
これで、誰からも、何を言われようとも後悔はありません。
投稿: ナベショー | 2012年10月17日 (水) 09時40分