萎凋香のお茶、、今日も成功!
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ウツギの中では、もっとも小さな花、、、
垣根から下に枝垂れて咲く、、、、
ず~と良い天気が続き、絶好のお茶摘み日和、、
今日は、たくさん刈り取りました。
お茶畑に、台秤を持っていくわけにはいかず、、、
お茶を刈った布袋を持ち上げた重量感で、、、推測するしかない。
機械にかかる可能な重量は、40~60kg
理想的には、、一袋20kを5~6袋、、、
一回 50~60kgを機械に投入して、2回、、、
多すぎると、機械がオーバーロードになるし、少ないと機械にかからない。
初日は、
これでいいかな~? いや、もう一畝刈りますか、、?
と二人で顔を見合わせながら、、、まあ、これでいいでしょう、、、と安易に流れる。
実は、機械にかかるか、かからないかのぎりぎりでした。
昨日も、、もう少し頑張っておけばよかったかな~、、、と。
今日は、八木夫人も作業に加わって、、、
当然のごとく、頑張って、20kgほどある重い袋を6個、、、
お茶葉を日光にあてて、萎れさせて発酵させる萎凋工程は、うまく行ってる。
初めて、萎凋香のお茶を作り始めたころ、、、成功したのはシーズンで1回のみ、、
女神はなかなか微笑まず、、、
初めて、萎凋香のお茶ができた時、
翌日の夜明けを待って、評価したマルミヤ製茶の宮崎社長さんが、
「ナベショーさん、出来てるよ、、、萎凋香のお茶が出来てるよ!」
と興奮して早朝に電話をくれた。
早朝から、お茶工場に来るお茶関係の農協、業者、生産者の人達に、これが萎凋香のお茶だよと、試飲してもらってた。
萎凋香という言葉は知ってても、実際に萎凋香のお茶を味わうのは初めてという人が多かった。
最初の数年の試行錯誤の時代は、1シーズン1~2回の成功、、
しかし、最近の数年は、天気が良くても、悪くても、ほとんど萎凋香のお茶が出来るようになった。
お茶工場では、掃除、掃除、、最初から最後まで、掃除で始まり掃除に終わる。
生葉の蒸し機、、、蒸すのが終わると、、
掃除をしながら、各工程を運転し、最後に出来上がった荒茶をマルミヤ製茶さんに評価してもらって、合格になったら袋に入れて、梱包、冷蔵庫に保管する。
成長の早い二か所の茶畑、、、
後、2日で終了予定、、、
もう一か所の茶畑は成長が遅いのでGW明けかな、、、、
今日のお茶も、、合格!
形は悪いけど、香りを優先して、熱のかかる形を作る工程を省略したからです。
モンタ、、、この話、分かるのかい?
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コメント
形なんてどうでもいいです。やはり香りと味ですよ。
道具は製茶の命ですね。大事に扱わないと一年かけて成長した新芽が大なしになってしまいます。どんな道具でも丁寧に扱うってとても大事ですね。微妙な温度や湿度混ざり具合などを仕事をしてる方って,道具をとても大事にするって,この前チョコレート職人の方が言ってたのを思い出しました。
色々なところのお水を貰ってお茶を入れて飲んでます。おいしいお水もおいしいお茶には欠かせませんね。
モンタ君も富士山の美味しい水を飲んでるのかな。
投稿: tirokuro | 2013年4月29日 (月) 17時15分
tirokuroさま
今の近代的な製茶工場では、大きな製茶プラントが並び、コンピューター制御によって、かんぜん自動化されています。
僕が使ってる機械は、数十年以上の一世代昔の小さいもの、、、手作業とカンピューター制御です。
僕は、こういう機械のほうが好きです。
お水によってお茶の美味しさは左右されますね
お茶には、程よい硬水が美味しいようです。
モンタは、おいしい水道水だね。
投稿: ナベショー | 2013年4月29日 (月) 21時57分