お茶畑のならし作業
ただ今、「ナベショーのお茶」の発売中、、ご注文はマルミヤ製茶HPへ、、
いろいろな色のがあるけど、赤がはっきりしたこの花はお気に入り!
ホタルブクロやセージ、ほかの雑草などに埋もれながら、ちゃんと自己主張してるよ!
今日は八木さんと共に茶畑のならし作業、
八十八夜の一番茶は1芯3葉といって、伸びた芽の出来るだけ柔らかい先の方を刈り取る。
したがって、その下から伸びてきた芽が大きくなり、茶樹の背丈はだんだん高くなり、しかも枝は細いくて多くなる。
このままでは、小さな芽や枝しか育たない。
そこで、少し低く刈り下げて、太い芽が出てくるようにする。
もちろん樹高が低くなるので、刈る作業がやりやすくなる。
朝、7時半に現地集合
隣の茶畑、、、、もう台下げが終わってる、、
写真の、茶の畝の向こうに見える林のようなの、、
4~5年前の栽培を放棄した茶畑、、、こうなると再生不可能
4~5年に一度は、思い切って、茶刈機の刃が耐えられる限界まで刈下げる。
ここは、この春、ひどい遅霜被害にあって一番茶が採れなかった茶畑
農家は、、もうお茶はやめた、、、と。
間も無く、茶樹が根から掘り起こされるだろう、、、、残念!
少し刈り下げました。
一番茶を採った後、再び新たな芽が伸び始めてる
ざ~と軽く刈り下げました。
八木さんが、親戚、友人らに「ナベショーのお茶」の営業、、
懐かしい昔の味のするお茶、、今、こういうお茶葉無いね~ 、と好評、
昔は、早朝から家族総出で手で摘んだり、手鋏で刈って、
半日、一日分のお茶の葉を茶畑の側の小屋の中に広げて、
自宅に運び、家の側の作業場で、、、
夜から蒸して、揉んで、製茶する、、
だから、どの自作農家のお茶も自然に発酵、萎凋されて、香りがする素朴なお茶となった。
僕たちの味覚が、覚えているのは、このようなお茶である。
モンタ、、眠ってる時、いびきや寝息を立ててるよ。
知らないでしょう?
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コメント
林のようになった茶畑,・・・日本の農はいったいどうなるのでしょうか。決して工夫で補えることができない温暖な気候があっても,放棄地があるって・・・やはりおかしいですね。
手入が行き届きて,おいしいお茶がいただけるんですね。そんなことを考えながら,ナベショーさんのお茶をいただきたいと思います。
モンタ君,もう夏の気温だよ。ふわふわの中にいると遠い昔を思い出すのかな。
投稿: tirokuro | 2013年6月 5日 (水) 17時35分
tirokuroさま
農業従事者の高齢化で、放棄地がどんどん増えていきます。
若い人たちが共同で、農業規模を大きくするしかないのでしょうね。
静岡の山の茶園では、規模の拡大なんてできないです。
元気なうちは、自分が飲むお茶は自分で造ろうと、、
モンタ、、まだ毛布の感触が恋しくて、、
投稿: ナベショー | 2013年6月 5日 (水) 21時39分