故郷の山と友達
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2013 8 5
朝、西焼津駅5時17分発、東海道線京都駅を経由 山陰本線を乗り継いで、12時50分に綾部駅に到着、、、
5分後に出るバスに乗り、僕の故郷へ、、、
若狭湾に注ぐ由良川の支流 上林川沿い山間部の集落
最寄りのバス亭で下車して、両親の墓がある山道を、、、
墓の掃除をして、藤枝から持ってきた花を墓に供えて、、、
自分も含めて、子供たちも住まない故郷、、、、
誰も住まない近所の家、、5~60年経つとこんなになってしまうんだ、、、、、
お墓をどうするか、、、、僕が元気なうちに対処しなければならない。
山を下り、生家を訪問、、、、
明治の初期に建てられた家、、、僕らが住まなくなってから数十年、
そうとうに荒れてたが、この家を買ったMさんが、週末ごとにコツコツと古民家として再生、、、素敵な家に蘇った。
千客万来、、多くの見学者が訪づれる、、、
M さんに家の中を案内してもらってたら、ちょうど来客、、、
何と、Mさんのお知り合い、、、で、かつ、僕の高校時代の友達の桜井さん夫妻
や~や~で、今晩の宿泊地、約20km奥の綾部温泉二王館で再び落ち合うことに、、、
桜井さんと同じく同窓の岩鼻さんの二人がやってきた。
綾部市内まで30km以上の距離、、冬は50~100㎝の積雪、、、
バス停まで長い距離を歩き、スクールバスで1時間以上、、ずいぶん奥から通ってきたものだ。
君尾山光明寺からの上林の山々が美しい!
天候が不安定で、時々にわか雨
桜井さんの家族は滋賀県大津市に、、
定年退職少し前に脳梗塞で倒れたが、足に少しの後遺症が残るのみで回復し、、、
家族を残して、単身で故郷の家に帰って来た。
親の残した7反の水田を耕してお米を作り、畑で野菜を作り、綾部温泉の売店に納入し、、、
月に数度、桜井夫人が大津からやってきて、収穫した野菜を大津に運んで販売、、
それだけではないところが凄い、、、
下の写真中央のシデの山
明治初期は36ヘクタールの萱場があり、、、
次第に茅葺の家が少なくなって、昭和40年頃は13ヘクタール、
その後は山菜取りにも炭焼きにも利用されなくなり、山は深い森に変貌、、
山道も荒廃してしまったが、、、、、
桜井さんたちは、木を伐り、倒木を除去し、昔の山道を整備、、、、、、
標識、案内も作り、、、
マップを広げると、、
ユンボを運転して倒木を除去する作業中、ユンボがひっくり返って投げ出されたが、、、
奇跡的に助かった、、、
ユンボを引き上げるための費用が35万円、
打撲、陥没した頭部の精密検査の費用が3万5千円、、、
現役時代は登山、フルマラソン、、、タフである!
桜井さんこそ、「人生の楽園」にふさわしい生き方だよ。
モンタ 、、何か?
ただ今、「ナベショーのお茶」の発売中、、ご注文はマルミヤ製茶HPへ、、
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コメント
ナベショーさんの生家、、
屋根勾配から見ると、、萱葺きの入母屋造りですね。。
明治初期、、どんな材料を使ってるのかな??
栗とか欅とかの雑木を使ってるのかな、、それとも檜、杉かな??
土台は礎石の上に乗っかってる構造なのかな??
興味がつきません。。
投稿: North Wave | 2013年8月 8日 (木) 19時52分
おかえりなさい!待ってましたよ~。
故郷の懐かしい香りのしてきそうな写真の数々、、
自分の故郷と重なって見えてきました。
故郷に住む姉からの便りで、○○さん家のおばちゃんが
亡くなってね、、そうそう○○さん家のおじさんも少し前
に、、とか聞くと、遠い子供の頃、、地域の皆が若くて
元気だった頃の古き良き時代を思い出し、もの悲しく
感じたりします。
ともかく、今夏に帰省予定のない私には
嬉しいお写真でした。
ナベショーさんの生まれ変わったご実家も
皆さんに愛されて喜んでいるんじゃないですか。
モンタ君、、全然淋しくなかったよ~って顔~(笑)
投稿: chibira | 2013年8月 8日 (木) 20時42分
美しい写真の数々ありがとうございました。雨雲のなんともいえない美しさ。
この間日本のBDプレーヤーを手に入れたので前に送っていただいてみえなかった「人生の楽園」をみました。すばらしいできばえです。あの画面の中のように奥さんと仲良くしてね。
投稿: Yash | 2013年8月 8日 (木) 22時13分
お帰りなさ~い♫
故郷はイイものですね~懐かしい思い出の数々が蘇ってきますね~
ナベショーさんを初めとする同世代の方のタフぶりにマタマタ驚かされました~力強いですね~される事~
故郷にこんな方がいらっしゃると安心しますね~守って下さる方に感謝ですね~
美味しい空気だけじゃない~身も心も充実したお里帰りでしたね~♪
投稿: 甘姫 | 2013年8月 9日 (金) 07時30分
お盆のお墓参りでしたか!
綾部市ってどの辺りかな?と思いネットで調べました!
(近頃は何でもネットで調べられるから便利!)
若狭にも近いと言えば近いですが山深い所ですね!
ここでなべしょうさんは兄弟喧嘩しながら
ワイワイと賑やかに家族で暮らしていたんですね。
私も田舎出身(田舎暮らし)なのでこの風景を見てると
秋の夕方。。。山々が紅葉で真っ赤に染まり
どこの家からもお風呂を沸かす煙が出て
その煙の臭いが。。。なんとも言えず秋の物悲しさを感じさせる
秋になり煙の臭いを嗅ぐと昔がよみがえり。。。胸がキュンとする!
私の母方のおじいちゃんも誰かに騙されて貧乏になった
とか母が言うてました!
金持ちより貧乏がはるかに多い時代でした
私の小学生の頃、37人のクラスメートの中で
裕福だったのは5人で。。。今その5人中3人の家が
一家離散状態になっています。
おごれる者久しからず!!
50年近くなってこの諺の意味が分かってきました。
古いお宅が蔦に覆われ朽ち果てていくのを見るのは哀しいですが
故郷を再生してくれる人がいると里帰りも楽しみですね
継続は力なり!
綾部の人達のようにはいきませんが自分なりに継続してお店を続けて行こう!
投稿: 広島の婆やん | 2013年8月 9日 (金) 15時31分
お帰りなさい。
ナベショーさんだけではないのですね。
すごい!
パワフルな方たち・・・
荒れ果てた山を整備して、山道を維持していくって大変な事ですよ。
故郷を愛する気持ちからでしょうね。
若い世代へと引き継がれますように。
こういう生き方があると、定年後の男の人たちに知らせてあげたい。
投稿: MONA | 2013年8月 9日 (金) 20時22分
North Wave さま
昔は茅葺の入母屋造り、、村中総出での屋根葺き替え
大黒柱、床の間の柱などは檜と欅、天井の梁は松かな、
買主はあちこちの家を見て、この家を選んだそうです。
土台は石の上の礎に乗っかってます。
投稿: ナベショー | 2013年8月 9日 (金) 21時57分
chibiraさま
誰それが亡くなったとか、息子さんの家に引き取られたとか、、、だんだん寂しい話題になりますね。
子供の頃の青年団で活躍した人たちが、もう80歳を超えてるんですから、、、
生家は人手に渡ってても、立派な古民家になってるのでうれしし、懐かしいですね。
投稿: ナベショー | 2013年8月 9日 (金) 22時01分
Yashさま
急なにわか雨のおかげで絵になる写真が撮れました。
「人生の楽園」のDVD、、再生できましたか!
さすがにTV朝日のプロ、、映像のストーリーも見事にまとめてますね。
本人のナベショーより、脇役達が素晴らしかった、とのもっぱらの評判でした。
投稿: ナベショー | 2013年8月 9日 (金) 22時05分
甘姫さま
そこまでやるか、、とナベショーもびっくりでした。
しかし、不死身でタフですね~
同世代と続く団塊世代、、、、バブル以後、力を持て余してリタイアーした世代です。
今回は大いに刺激されました。
投稿: ナベショー | 2013年8月 9日 (金) 22時09分
広島の婆やんさま
綾部、、このまま峠を越えたら、水上 勉の故郷の若狭、ちりとてちんの小浜です。
姉妹の中の男一人、しかも虚弱児だったので、静かにひっそりと育ちましたよ。
晩秋は紅葉と野焼きの煙、、朝は深い霧、、、忘れえぬ原風景です。
蔦に覆われて崩れそうになった家が生家だったら、悲しくて見るに忍びないけど、多くの見学者が訪づれる古民家として蘇ったのは、とてもうれしいです。
投稿: ナベショー | 2013年8月 9日 (金) 22時17分
MONAさま
パワフルなこと、半端じゃないですね。
ユンボがひっくり返って大怪我しても生きている、、不死身男ですね。
僕はとても真似できない。
しかし、リタイアー後に約20年間も好きなことしてエンジョイできる、、、みんなやればいいのにと思うけど、、
投稿: ナベショー | 2013年8月 9日 (金) 22時20分
ご無沙汰でした~~
自分の生家が朽ち果てて無くなるよりは
きれいに住んでいただいた方が安心ですね
ただ、、どちらも寂しい感じはしますね、、なんとなく、、、
モンタ君、、、お見合い写真かな?(^.^)
投稿: れんげ畑 | 2013年8月 9日 (金) 22時22分
れんげ畑さま
なんとなく寂しい感は、、、、まあ、そうなんですが、、
今は、よくもこんなに素晴らしく変貌したか、、と驚くばかり、、
投稿: ナベショー | 2013年8月 9日 (金) 22時29分