« クサキの花 | トップページ | 毎日、咲き続けるノカンゾウ »

2014年8月19日 (火)

テッポウユリの花

人気blogランキング 花、ガーデニング部門」にエントリーしています。

Img_0135

日本全国、あちこちに白い百合の花、、

道端、空き地、道路の法面、家々の庭、、、、いたるところに、、、

Img_0082

昔、園芸種のテッポウユリと台湾に自生するのタカサゴユリを交配して出来た園芸種のシンテッポウユリ

その後に元の品種に祖先帰り、、、花びらに赤いスジがあるのがタカサゴユリ、、

無いのがテッポウユリ、あるいはシンテッポウユリ、それらのミックス

種で簡単に増えるので、急速に増えている。

Img_0081

グラニュー糖を家庭用ミルで粉砕して、シュガーパウダーを作る、、、

Img_0164

1kgのシュガーパウダー、、、とケーキ用粉ふるい器

Img_0166

蜜蜂の巣箱の巣脾枠を1枚づつ引き上げて、蜜蜂にシュガーパウダーを直接振りかける

Img_0167

蜜蜂は体に付いたシュガーパウダーを落とすために、羽や身体を振るわせる

すると、蜂の身体にくっついてる寄生ダニはパウダーと一緒に振るい落される。

巣箱の底には、、、落ちてる、落ちてる、、、

Img_0168

4~5時間後に、巣脾枠をすべて別の巣箱に移し替える。

今年、蜂蜜を採った蜜蜂の群ればかり、、、とっても元気な群れだったのに、、、

6月中旬以来、雄蜂の幼虫にダニが選択的に寄生するという習性を利用したダニ駆除をトライしてたが、、、やり方がまずかったのか、、、?

ダニ駆除剤の挿入が遅かったのか、、

どれも、これも、、あれよあれよとダニが増えて、蜂の数が激減

急遽、ダニ駆除剤アピスタンを挿入したが、効果なし、、、

ギ酸の投与も効果なし

ダニを背負った蜂があちらこちらに、、、

一か月の間に、蜂の数が半減、、

4年前だったか、ダニによってすべての群れを失った悪夢がよみがえる、、、、

しからば、最後の手段

ヨーロッパやアメリカ、海外で薬剤抵抗性を増したダニの駆除に利用されているシュガーパウダー法を始めてトライした。(日本養蜂はちみつ協会 養蜂マニアル)

巣箱の底に落ちたシュガーパウダーを回収すると、、、、

なんと、なんと、こんなにダニがいたんだ、、、恐ろしい!

このダニの数、、、何もせずに手をこまねいてたら、、、

Img_0172

冬越しまでに、群れの勢いを回復しなきゃ、、、!

今日は、朝からよく働いた!

夏野菜の煮物

Img_0174

焼いた鮭をほぐして散らし寿司

Img_0173

ビールが旨い、、、少し安心して夜眠れるよ!

モンタ、、籐椅子を占領

Img_0176

花・ガーデニング部門の人気投票

モンタのお願い 一日一回  ここを ブログランキング クリック、お願いいたします。

|

« クサキの花 | トップページ | 毎日、咲き続けるノカンゾウ »

コメント

sugar powder法、なんという素晴らしいアイデア。自然農法の極致。ナベショーも体は鍛えないかんし、ミツバチの体は震わさないかんし、忙しいね。

投稿: Yash | 2014年8月19日 (火) 23時46分

一大事!ですね 
シュガー パウダー法! どうぞ効果GOOD!!でありますように・・元気蜜蜂サンたちが戻ってきますよう祈念!念々!です

投稿: yumebito  | 2014年8月20日 (水) 11時48分

ダニってこんなに大きいのですか。時どき,背中にダニを付けてるっていうことを書かれてました。見えるんだなあと思ってましたが,こんなに大きいとは。もちろんプロ級のカメラワークの効果ですが。蜜蜂に寄生してるんですよね。
モンタ君,美味しそうにビールを飲むのを見るのは気持いいでしょう。

投稿: tirokuro | 2014年8月20日 (水) 16時49分

鉄砲ユリは気品があって好きですがうまく育ちません。
たぶん、寒さには弱いと思います。タカサゴユリは育つのに。
日本全国あちこちに・・・だといいのに。
今日もお店で切り花を買ってきました。

もうすぐ神岡ウォーキングですね、
30年ほど飛騨地方に住んでいながら初めて知りました。
先日の大雨以来、ムシムシして雷雨もときどきです。
当日は暑すぎず、ほどほどのお天気に恵まれますように!

モンタ君はまたお留守番かな?ナベショーさんから申し訳ないと、帰ってきたらおいしいご馳走もらえるといいね。

投稿: おしろいばな | 2014年8月20日 (水) 17時32分

何かデザートでも出来上がるのかと思っていたら
蜂についたダニの駆除だったのですね!
ミツバチに甘い砂糖をまぶすなんて目からウロコです。
芥子粒のようなダニの姿にも驚きましたが(@m@)
どうか、群れが元気を取り戻しますように!

投稿: gerogero | 2014年8月20日 (水) 21時01分

えっ、アピスタンが効かないんですか?
ナベショーさんとこでも耐性ダニ?
蓋蜂児の無い状態の方が効きが良いと聞きますが、この際アピバールを試してみたらどうでしょう。

近場含めて色んな所でダニ薬が効かないという声が聞こえてきます。
これはうちも「今年は調子が良い」なんて呑気なこと言ってる場合ではないですね。
慎重に確認してみます。

群れの勢い回復できますように。

投稿: いろは | 2014年8月20日 (水) 21時22分

シュガーパウダーの方法、いいですね!
薬剤にばかり頼る傾向、本当に心配になります。
ダニ退治の効果が現れますように(゚m゚*)

投稿: MONA | 2014年8月20日 (水) 21時25分

Yashさん
さすが養蜂の先輩国、素晴らしいアイデアです。
なんとも自分で自分を忙しくしてるみたいで、、、ぼつぼつ限界かな、、

投稿: ナベショー | 2014年8月20日 (水) 23時18分

Yumebitoさま
まあ、何とか最悪の事態にはならないでしょう。
たぶん、昨年、今年と同じくらいの群れの数、巣箱で来春をスタートできると思います。
ご心配をおかけしました。

投稿: ナベショー | 2014年8月20日 (水) 23時20分

tirokuroさま
ダニ、、直径1mm位なので、十分見えます。
元々東洋蜜蜂(日本蜜蜂)と共存して、細々と生きてたダニだったのですが、ダニの防御法を知らない西洋蜜蜂が日本にやってきてダニに感染、、、
世界中に広まって、、ついに爆発的に増殖し始めました。薬にも耐性が出来て、ますます、、、
ビールはうまい、三ツ星グルメも美味しい!

投稿: ナベショー | 2014年8月20日 (水) 23時25分

おしろいばなさま
テッポウユリ、、高山にはない、、やはり気温が低いからでしょうか。
飛騨神岡ウオーク、、先日の大雨、心配したけど大丈夫のようですね。
素晴らしい自然の中を歩くのを楽しみにしています。
モンタ、、暑い中を留守番、、可哀そうかな?

投稿: ナベショー | 2014年8月20日 (水) 23時29分

gerogeroさま
ケーキ作りだと良かったのですが、、、、
粉砂糖で真っ白になった蜜蜂、、、どんなになるのか心配だったけど、ついに決行!
1mm位のダニ、、まったくまったく憎くきダニ!
蜜蜂の幼虫や成虫から体液を吸って成長、、、蜜蜂は成長できずに死んでしまう。

投稿: ナベショー | 2014年8月20日 (水) 23時36分

いろはさま
耐性ダニ、、もうかなり広がってるようですね。
今回は、雄蜂トラップにこだわってて、アピスタンの投与が遅かったため、幼虫に産卵された後、、手遅れでした。
ダニの数が多いと耐性ダニも多いようです。
アピバールも使えますが、今回は粉砂糖で乗り切るつもりです。

投稿: ナベショー | 2014年8月20日 (水) 23時41分

MONAさま
薬剤を使わないでダニを退治する方法、、、
毎年、いろいろトライしてますが、それぞれ問題がありますね。
薬剤への耐性が出来て、効かなくなってるので、何とか他の方法を確立したいものです。
この粉砂糖による方法も、手間がかかるので大規模の養蜂家には使いにくいでしょうね。

投稿: ナベショー | 2014年8月20日 (水) 23時46分

この記事へのコメントは終了しました。

« クサキの花 | トップページ | 毎日、咲き続けるノカンゾウ »